内容説明
ハワイ奇襲攻撃において山本みずから現地で指揮を執っていたら、戦局はどう変わっていたか。伏見宮博恭王が天皇と海軍に与えた影響の大きさは―。軍事史の専門家が長年にわたって渉猟した旧陸海軍第一級資料の詳細な検証に基づく、知られざる日本海軍の姿。
目次
第1部 天皇と伏見宮(ロンドン軍縮条約をめぐる対立;軍令部総長・伏見宮;伏見宮に遠慮した天皇 ほか)
第2部 山本五十六再考(伏見宮・山本五十六負傷の真因;ロンドン会議の山本五十六;米内軍令部総長案はなぜ潰れたか ほか)
第3部 戦史こぼれ話(丁字戦法の立て役者は誰か;吉田茂と消えた海軍機密文書;逃した蘭印解放作戦の好機 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
4
山本氏は非常に魅力的な紳士であり、優秀な軍人であったが、日本はうまく人材として活用できなかったといえる。またいくら優秀といえども欠点や判断ミスがあり、負けがゆるされない日本にとっては致命的な結果をもたらしてしまった。山本氏の戦術を支える戦略家や戦争を終わらせる外交官や政治家が日露戦争時に比べて少なかった。2015/07/10
hayatama
2
原タイトルの天皇・伏見宮と海軍という方が本書の内容にはあってるね。2009/08/23
アヴィ
0
三部立てで、宮様軍人である伏見宮について多くのページが割かれている。山本五十六については果たして山本が海相になっていたら、もしもハワイ空襲が実現していたら、などだが勿論だとしても大筋で局面が変わるとは思えない。ただ山本五十六が戦後政治家として活動したら、とは考えてしまう。2025/11/13




