出版社内容情報
大規模な資源開発や巨大な森林破壊の現場である南米から、先進諸国主導の環境運動への異議申し立て。先住民の人権活動家にして環境保護活動家アイウトン・クレナッキによる怒りの告発。
目 次
1 世界の終わりを先延ばしするためのアイディア
2 夢と大地について
3 私たちが「人類」だと思っているもの
不穏な問い(文化人類学者エドゥアルド・ヴィヴェイロス・ヂ・カストロによるあとがき)
謝辞
参考文献
訳者解説
内容説明
進歩も持続可能な開発も、世界の消滅を早めるだけのコンセプトでしかない。500年前、西洋人の訪問を受け、「世界の終わり」を経験したアメリカ先住民たち。そのリーダーの一人による怒りの告発。いまなお続く先住民たちの抵抗は何を意味しているのか。
目次
世界の終わりを先延ばしするためのアイディア
夢と地球について
私たちという自称人類
あとがき―不穏な問い