感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺんぎん
2
日本の野草を白洲正子さんの文章と吉越立雄さんの写真で紹介している本です。どの草花も本当に可憐で、花屋に売っている鮮やかな外来種の草花とはまた違った美しさがあります。それらをモチーフにした和歌や能、陶芸や着物の文様も多く、昔の日本人が野の草花を愛していたことがよく分かりました。そして昭和天皇の、「どの草にも名前があるのだから雑草という名前はよくない」というお言葉も心に響きました。ああ日本人で良かった!2019/03/02
shoyo
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山野の草の、生き生きとした、貴い様を筆者の感性が捉えている。2019/11/21