内容説明
財界総本山として半世紀。自らのパワーを自覚した経団連は、官僚組織から距離を置き、政界もリードし始めた…。「民僚」と揶揄される、財界を支えるパワーエリート軍団を描いた本書は、日本株式会社を、財界の総本山・経団連の事務局サイドから分析した初の作品である。
目次
第1章 行動する経団連―事務総長の一日
第2章 変身する経団連
第3章 素顔の実行部隊
第4章 続く試行錯誤
第5章 経団連を解剖する
第6章 近代日本の財界と戦後の財界総理
第7章 財界とは何か
第8章 問われる経団連―「魅力ある社会の創造」に向けて