新潮選書<br> 慰安婦と戦場の性

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新潮選書
慰安婦と戦場の性

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  • サイズ B6判/ページ数 444p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106005657
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0321

内容説明

日本人にとって、「性」とは何か?公娼制度の変遷から「慰安婦」旋風までの全てが分かる!日本の慰安婦制度の歴史と実態をもとに、豊富な資料・証言と諸外国の事例から、拡散する慰安婦問題の論点を全て解説した決定版百科全書。

目次

第1章 慰安婦問題の「爆発」
第2章 公娼制下の日本
第3章 中国戦場と満州では
第4章 太平洋戦線では
第5章 諸外国に見る「戦場の性」
第6章 慰安婦たちの身の上話
第7章 吉田清治の詐話
第8章 禍根を残した河野談話
第9章 クマラスワミ旋風
第10章 アジア女性基金の功罪―現状と展望
第11章 環境条件と周辺事情
第12章 七つの争点―Q&A

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Wataru Hoshii

8
著者は代表的な強制連行否定論者だが、慰安婦問題の基本を知るためには必読。特にこれが政治問題として展開していった過程は本書に詳しい。吉見の「従軍慰安婦」と本書を読めば、左派と右派の議論のバランスがとれ、基本的な事実認識については十分だと思う。あとは個人の判断。地域によって実情は様々だが、全体的には軍の許可監督のもとで慰安所が開かれ、騙されてそこで働かされていた人がいたわけだから、狭義の強制連行でなくても軍に責任はあるでしょう。場所によっては強姦も多発したわけで。この事実を直視しない修正主義者と議論は不可能。2019/09/01

大泉宗一郎

7
朝日新聞による「慰安婦強制連行」の誤報を明らかにした歴史書。各国における慰安婦らの当時の状況から、問題をめぐる論争史などを包括的に網羅した「慰安婦百科全書」だけにかなりの分量で、付属資料やデータ等は充実している。興味深いと思ったのが、著者が文献から読み解く慰安婦らの状況は自身が非難する歴史学者らの主張とほぼ同一でありながら、その後のヒアリングなど著者の主観で収集した資料への解釈において差があるという点。ひとつ視座で歴史を捉えたくないという思いで本書を手にした自分にとり、その意味で本書だけでは物足りない。2021/07/11

がんもどき

4
従軍慰安婦って実際どうだったのか?を追求した本。著者は強制的に慰安婦を連れて行ったという見方に資料から疑問を呈している。旧日本軍の話しかニュースでは見ていなかったので、慰安婦は何も日本だけの問題ではないという見方は新鮮だった。ただ、この本も資料の見方に疑問を呈する見方もあるようで、何事もまずは疑ってかからないといけないと感じた。2020/12/09

めっかち

4
 従軍慰安婦問題を論じるなら、教科書的な必読書。少なくとも、「日本軍による強制連行」、「20万人の少女たちが性奴隷」みたいな話は完全に誤りであることがわかる。2020/06/29

koji

3
橋下徹大阪市長の5月13日の発言の中に「そりゃアメリカだって(従軍慰安婦を)活用してたでしょ。秦郁彦さんの本でも見てたら詳細に書いてるじゃないですか。」とあって注目していた著者の代表作です(その後の著者の「うろ覚えなのに自分の言葉で説明しようとするから失言に」の発言は思わず頷いてしまいました。)。慰安婦問題の体系書として熟読しました。生命・身体等の自由という基本的人権が蹂躙されていく過程のおぞましさと、戦後平和になってからこの問題を自己の主張に「我田引水」する勢力の複雑怪奇さが重層的に書かれています。2013/06/05

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