内容説明
戦後最初にバットの素振りを始めたのは川上哲治選手だった。西鉄黄金時代を築いた三原脩監督は名古屋の旅館で女風呂を覗いた。プロ野球史上最高得点で大学に合格したのは上田利治だった―節目となった大事件はもとより、個性的な選手・監督たちの様々なエピソードを満載し、戦後プロ野球50年の歩みを一気に総括。読んで面白く眺めてためになる書下ろし近藤版プロ野球戦後史。
目次
1 川上3万円ホールド・アウト事件
2 本塁打ブームをまきおこした大下弘
3 1リーグ時代の象徴はバット
4 巨人軍戦後第1期黄金時代とプロ野球を変えた男、それに挑戦した男
5 史上最強球団西鉄ライオンズ3連覇時代
6 昭和プロ野球史上最大の名勝負・名場面
7 あれから33年、まだ和解しない柳川事件
8 綱渡り・王貞治の1本足打法誕生秘話〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
せり
7
投げっぷりがいい投手は多くいるが、書きっぷりのいい野球ライターはそう多くは無いだろう。近藤唯之のことである。近藤節とも言える独特のリズムを持った文体。本著を紐解けば、昭和球界の破天荒豪傑たちが、これでもかと紹介されている。たとえば水島新司あぶさんのモデル永淵洋三。いつも酒の匂いをプンプンさせて、バッターボックスや一塁塁上にいたという永渕。片や今の時代のプロ野球界。二言目にはコンプラ、コンプラって…なんかつまらないなー。皆さん、どうですか!たまには昔の球界を振り返ってみませんか?2025/05/17
みんさね
2
数十年前の再読。私感が強過ぎるきらいがあるけど、プロ野球歴史ドラマとして面白い。人間ドキュメンタリーですな。2012/06/13
YOS1968
2
近藤唯之さんの野球ロマンがいっぱい詰まった回顧録のようだ。近藤節が心地よい。2011/03/14
折登大輔
1
スポーツは、終わりのない大河ドラマ。そのことが如実にわかる、まるで講談を聞いているような本。この中での私のお気に入りエピソードは、永渕洋三。
渋谷英男
0
再読。長嶋VS王の日本シリーズ実現したね。☆42020/05/13
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