新潮文庫<br> 暇と退屈の倫理学

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

新潮文庫
暇と退屈の倫理学

  • 國分 功一郎【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 新潮社(2022/01発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 18pt
  • ウェブストアに475冊在庫がございます。(2024年05月01日 14時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101035413
  • NDC分類 113
  • Cコード C0112

出版社内容情報

「暇」とは何か。人間はいつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろう――現代の消費社会において気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー、あとがきを加えて待望の文庫化。

内容説明

「暇」とは何か。人間はいつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろう―現代の消費社会において気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー、あとがきを加えて待望の文庫化。

目次

序章 「好きなこと」とは何か?
第1章 暇と退屈の原理論―ウサギ狩りに行く人は本当は何が欲しいのか?
第2章 暇と退屈の系譜学―人間はいつから退屈しているのか?
第3章 暇と退屈の経済史―なぜ“ひまじん”が尊敬されてきたのか?
第4章 暇と退屈の疎外論―贅沢とは何か?
第5章 暇と退屈の哲学―そもそも退屈とは何か?
第6章 暇と退屈の人間学―トカゲの世界をのぞくことは可能か?
第7章 暇と退屈の倫理学―決断することは人間の証しか?
結論
付録 傷と運命―『暇と退屈の倫理学』増補新版によせて

著者等紹介

國分功一郎[コクブンコウイチロウ]
1974(昭和49)年生れ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科准教授。専攻は哲学。2017年、『中動態の世界』で小林秀雄賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミン

192
最近頭の中が哲学になっていたので、哲学の面白さを感じながら読めました。諸外国と日本のものの考え方、受け止め方の違い、世界の中で日本人の良さを伸ばしていく教育のあり方、いろいろ関連して考える機会になりました。2023/01/19

ベイマックス

154
哲学書のわりには読みやすくなっ◎ていた。ただ、結局結論に至るところで理解が弱くなった。時間があれば、読みたい本は溜まっている。それでも、なんだか退屈だなと思う時はあるよ。だから?暇でも退屈でもいいじゃない。2022/07/18

KAZOO

144
題名と内容の割にはかなり読まれている本だということで、手に取ってみました。現代人(すべての人ではないと思っていますが)が暇を持て余していて、退屈さを感じているということでのその歴史的な考え方や社会的な意義を説明されています。注も懇切丁寧に書かれているのでこの種の本としては楽しめました。2024/03/31

ふたし

143
良い本だった。「こんなことしていていいのか」と思うことは度々あるが、「それでいいのだ」と肯定してもらえた。自分も子どもたちを肯定してやらなければ。2023/01/18

はっせー

132
読書友達からのおすすめの本。上半期ベスト1といっておすすめしていたので正直ハードルは高かった。だがそのハードルを軽々超えてくるような作品であった!現代人にとって暇と退屈は避けては通れない話であろう。なぜならいまの世の中コロナ禍ということもあって色々と抑圧がかかっている。そんな中で気晴らしをしている。気晴らしとは何かこれをやると幸せになるんではないかと自分自身に錯覚させる行為。この話を聞いていま若者にゴルフが流行っていることやチェキが流行っていることなどと紐付けられる。倫理学と名を打ってあるが読みやすかった2022/07/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19111204
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。