小学館文庫<br> もうおうちへかえりましょう

個数:
電子版価格
¥660
  • 電子版あり

小学館文庫
もうおうちへかえりましょう

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月22日 15時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094085365
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

正義の味方はもういない。金利はなったくゼロに近い。高度成長期に育ち、バブル期に青春時代を過ごした四十代独身男は、デフレとスタバとケータイに囲まれて、ぼろぼろの二十一世紀を生きている。永遠の女性は、きらきらした「今」は、いつ目の前に現れるのか?故郷も、家族も、夢も、希望も、志も、野望も、立身出世も、革命も、維新も、なにもかもなくなってしまった「今」という時代。白馬に乗ったお姫様がいつか現れて、俺を幸せしてくれるはず、なのに。衝撃的なダメッぷりで話題を呼んだエッセイ『世界音癖』に続く、人気歌人・穂村弘のエッセイ集第二弾。

目次

1(曇天の午後四時からの脱出;存在と時間;煉獄、或いはツナサンド・イーター ほか)
2(別世界より;夢の中の電話;愛はいつも ほか)
3(文学と人生;車内読書;アシホたち ほか)

著者等紹介

穂村弘[ホムラヒロシ]
1962年札幌生。歌人。上智大学英文学科卒。90年、歌集『シンジケート』でデビュー。エッセイ、短歌評論、絵本翻訳などでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

285
3部構成になっているが、第1部は前作『世界音痴』の焼き直しの上に、虚構の徹底性を欠く。第2部以下の考察的なエッセイは雑多ではあるものの、時には短歌論、あるいは時事評論的な中に穂村氏の個性が発揮されている。ただし、時代性が強く出ているために、世代を超えた共感が得られるかは、やや疑問。つまり、良くも悪くも'80年代的なのだ。いくつかの短歌が取り上げられているが、塚本邦雄と斎藤茂吉が出てくると、それらのすべては霞んでしまう。現代短歌の大いなる壁であることを再認識する。2015/04/18

やせあずき

105
大好きな穂村さんのエッセイ集を初読み。溢れる才能と自由すぎる発想と止めどない妄想の世界に、時にニヤリとしながら、時になるほど‼︎と感心しながら、時に⁇となりながらも、楽しく読了しました。2016/02/25

佐島楓

68
苦くて寂しい部分あり、独特な恋愛論あり、本への愛を叫ぶページあり、とバラエティーに富んだ一冊。以前読んだ本に村上春樹に似た文章だなと感じたところがあり、作品を愛読なさっていたということでやはり影響を受けていらっしゃったのかなと思いました。2019/02/28

夜長月🌙@読書会10周年

62
歌人ホムホムのエッセイ。一言、一言に歌人としての鋭い感性が光るかと思えばさにあらず。脱力系のほのぼのが漂っています。「寝ころんで菓子パンを食べるのが唯一の楽しみ」って!短歌の評価アンケートで一番多かったのが「シャツをズボンの中に入れるのがカッコ悪い」。なんとなく守ってあげたくなります。でも本棚の本の並びへのこだわりはさすが。自分が本当の自分だったらするであろう並びに(見栄をはって)してみる。そこに深夜、峰不二子が忍び込むがその本の背表紙の並びに凍りつき一冊も動かせないと盗むのを諦める。何この感性。すごい。2018/09/04

くぅ

47
電子書籍で期間限定で安くなっていて飛びつき、ほむほむで電子書籍デビューをする私…(笑)前半は相変わらずのヘタれぶりというか愛しい感じのほむほむ満載で、ゲラゲラと笑いながらの読書。頭の中で考えていることがめっちゃ面白い。いや、本人はいたってマジメに悩んだり考えているのだが…。どれが面白いと具体的にあげるのが困難なほどだが、衝撃を受けたのは小学生の女の子の毛ジラミの話。笑えないほどにめっちゃ怖かった…。あと、ちょいとマジメにブルーハーツの話。でも、後半の古本や本のタイトルの話なんかが一番面白く興味深かった。2016/12/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/603030
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。