出版社内容情報
北方領土,核、対米戦略・・・「強いロシア」復活へ。
二〇〇〇年五月、四七歳でロシア連邦第二代大統領に就任したウラジミール・プーチン。かの「怪僧ラスプーチン」の末裔ともいわれるその出自、KGB勤務時代の隠された過去など、その半生は怪しく謎に包まれている。二〇〇〇年七月の沖縄サミット・首脳会議で訪日、本格的な国際デビューを果たすが、その胸に秘めた国際戦略、そして対日外交はいったいどういうものなのか。北方領土は? 核は? チェチェンはどうなる? 本書は、著者の取材ネットワークを駆使して、ロシア現地をはじめ多方面に取材。プーチンの本性を分析した日本初のプーチン研究書である。
内容説明
2000年5月、47歳でロシア連邦第二代大統領に就任したウラジミール・プーチン。かの「怪僧ラスプーチン」の末裔ともいわれるその出自、KGB勤務時代の隠された過去など、その半生は怪しく謎に包まれている。2000年7月の沖縄サミット・首脳会議で訪日、本格的な国際デビューを果たすが、その胸に秘めた国際戦略、そして対日外交はいったいどういうものなのか。北方領土は?核は?チェチェンはどうなる?本書は、著者の取材ネットワークを駆使して、ロシア現地をはじめ多方面に取材。プーチンの本性を分析した日本初のプーチン研究書である。
目次
第1章 「クレムリンの野望」再び
第2章 恐るべき策士「プーチン」の正体
第3章 エリツィン大統領への食い込みの黒い軌跡
第4章 「強国ロシア」を目指す「プーチン新体制」
第5章 「チェチェン大弾圧」の実相
第6章 「北方領土」問題に関するロシア人の真意
第7章 「強権プーチン」が繰り出す日米欧への外交カード
著者等紹介
西村拓也[ニシムラタクヤ]
1964年8月、福岡県生まれ。青山学院大学経済学部を卒業後、渡仏。ジャーナリストとして活躍するかたわら、現在パリ第5大学ソルボンヌ人文学部博士課程に在籍。文化人類学、言語学を専攻する一方、世界情勢にも精通している。国際ジャーナリスト会議パリ支局長
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