対話のレッスン

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093873505
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「なぜ若者たちは、すぐキレるのか」。その原因のひとつは「対話能力」の低下ではないだろうか。Eメールや携帯電話による多くの「会話」は、逆に「対話」という重要な方法を忘れさせている。いまこそ必要な「対話の方法」を探る。

 若手俊英劇作家の五本の指に数えられる平田オリザ氏の「日本語、とりわけ日本人にとっての対話とは何か」をテーマにしたエッセイ集です。 携帯電話、パソコンのメールなど今までになかったコミュニケーション・ツールが現れた現代において日本人の「対話」はどう変わり、どういう方向に向かっていくのか。また、「対話能力」が極端に貧弱になっていく高校生たちの明日は、どうなっていくのか。「対話と言葉」をキーワードにした「21世紀の対話術」を探ります。 本書は、「本の窓」1997年11月号から2000年12月号まで連載されたものです。

内容説明

「会話」から「対話」へ。若者たちの言葉、時代の台詞から21世紀型コミュニケーションの方法を探る。

目次

話し言葉の地図
電脳時代の対話術
つていうか…
過ぎたるは及ばざるがごとし
なんでやねん
ヒトとサルのあいだ
単語で喋る子供たち
「ここ、よろしいですか?」
畳の上では死ねない仕事
コンテクストのずれ
顔文字は世界を救うか?
ひよこはどこのお菓子か?
日本語はどう変わっていくのか
フランス人との対話
敬語は変わる
ため口をきく
対話のない社会
対話をはばむ捏造と恫喝
新しいアクセントの世界
英語公用語論
悪口言い放題社会
ふたたび英語公用語論について
対話という態度
21世紀、対話の時代に向けて

著者等紹介

平田オリザ[ヒラタオリザ]
1962年、東京生まれ。国際基督教大学卒。劇作家・演出家、劇団「青年団」主宰、桜美林大学助教授、『東京ノート』で第39回岸田国士戯曲賞受賞。「静かな演劇」の旗手として活躍。自身が所有・経営する東京・駒場の「こまばアゴラ劇場」を拠点に活動を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

15
この対話に関する評論集は、出版社の宣伝用雑誌に連載されていたものをまとめたものだそうです。この著者には以前から注目しているのですが、このような本があることは知りませんでした。どちらかというと劇作家で演技などに関するものが多いと感じていましたが、この本を読んで本の題名とは別に世の中をよく見ていられると感じました。2014/05/24

Nobu A

5
劇作家・演出家としても大学教授としても有名な平田オリザ先生が「本の窓」に3年間連載したエッセイ32本を加筆修正して収録。対話をテーマに言葉に関する様々な雑感が綴ってある。日本語の変容の変遷に触れたりフランス滞在中に感じたことや日本語の在り方を他言語と比較したりと話題が多岐に渡る。演劇家らしく機知に富み、先生らしく示唆に富む言葉が随所にあり、頁が面白いように進んだ。かれこれ10年程前に一度ご講演を拝聴したことがあるが、その時もあっという間の2時間だった。国際化と対話の化学反応が日本の未来を形成するだろう。2019/01/05

Viola

5
対話とは、自分の実感や体験を大事にしながら、お互いの違いを探り、意見や見解が途中で変わる機会を前向きに受け入れること・・・なのだ。ムラ社会で内向きに生活してきた日本人は対話の必要性がなかった。世代や環境の違い、見えないネットでの書き言葉の世界で、自分と違う感覚と向き合うことが下手なんだ。2000年頃の原稿なので時事ネタなど少々古いが、本質は十分普遍性がある。「マクドナルド」を「マック」と発音しないとセリフが言えない女子高生などエピソードは面白い。コラムなのでもう少し突っ込んで欲しいな、という部分もあった。2014/05/20

Rusty

3
重要なのは対話する「態度」であるという点が共感できた。論理も大事だが、それ以前に、相手の価値観を受け入れる可能性を互いが持って対話する態度・姿勢が必要で、それをdisciplineすることが、これからの世界で求められる。この態度を持つことは、人によっては「恥」や「不安」、「恐怖」を感じるかもしれない。それを乗り越えて自分をさらけ出すことが、この態度を身につける上での困難なのだろうな。2015/07/14

DRYM_8

3
好きだわ!対話が苦手な人々。もしかしたら、今は対話欲求・不満が噴出してるのかもなぁ。2010/11/30

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