出版社内容情報
少年から大人まで楽しめる英国生まれのファンタジーミステリーの決定版。
大好評の第一弾『ダレン・シャン ――奇怪なサーカス――』に続き、さらにハラハラドキドキさせられるのが、第二弾です。予想のつかぬストーリーが次々と展開されてゆき、読み出したら止まらなくなってしまいます。第一弾に寄せられた読者のはがきには、「早く第2巻を読みたい」「こんなにおもしろい本は初めて」「ハリー・ポッターよりもおもしろかった」などなど、熱烈なメッセージがいっぱいありました。友情のために家族と別れ、半バンパイアとなった主人公のダレン少年に、読者は自分の姿を重ねてみているようです。奇想天外なストーリーの中に、友情と冒険が核として織りこまれている不思議なファンタジー小説です。
ダレン・シャン[ダレンシャン]
著・文・その他
橋本 恵[ハシモト メグミ]
翻訳
内容説明
友人の命を救うためバンパイアのクレスプリーとの取引で自分がバンパイアになってしまったダレン少年。半分人間、半分バンパイアとして生きていくために家族と友人を失い寂しい毎日を送っていた。ある日クレスプリーの提案で「シルク・ド・フリーク」のメンバーになり友達も出来て、ようやく笑顔がとりもどせるようになったが…。ファンタジーミステリー待望の第2弾。
著者等紹介
橋本恵[ハシモトメグミ]
翻訳家。東京生まれ。東京大学教養学部卒。大手都市銀行に勤務ののち、翻訳業に専念する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あむ
32
友達が居なくて寂しかった彼に新たな友達が!サム・グレストとの出会い、そして別れ。サムの心はダレンの中に残っている。2013/07/06
くろり - しろくろりちよ
23
※ネタバレ注意※人間と友だちになれないと失意のままシルク・ド・フリークに加わることとなったダレン。そこで蛇少年エブラと、人間のトムというかけがえのない友だちを得て…。しかし、流石結末は残酷。トムは死に、その魂の一部を取り入れるためダレンは飲まないと決めていた人間の血を飲むこととなる。環境戦士R・Vは自分だけの正義を振りかざす気に入らない人物だけど伏線要注意。最後ダレンの、トムの大好物が食べたくなったシーンは◎。ユーモア&ちょっとの救いが嬉しい。2012/07/28
kanki
20
ヴァンパイアといっても、まだ覚悟も乏しい子ども。同じ年頃の友達が欲しいよ。2022/04/20
花乃雪音
19
半バンパイアとなったダレンだがまだ吸血には抵抗していた。そんな中ダレンとクレプスリーはシルク・ド・フリークスへ戻る。ウルフマンの場面はモンスター映画というよりホラー映画のワンシーンのような映像が頭に浮かんできた。2020/12/23
こふく
18
シリーズ中で、上位を争う衝撃のトラウマストーリー。2巻。初めて読んだ時はショッキングすぎて落ち込んだなぁ。何度読んでも辛いんやけど、ラストのオチに救われる。2020/05/30