出版社内容情報
"立地は墓地の中。スタッフは素人ばかり。そしてオーナーは謎だらけのワガママ女。驚異のフレンチレストラン「ロワン・ディシー」、ここに""新装版""開店!!"
▼第32話／五万円▼第33話／魔窟▼第34話／必要な店▼第35話／大人の店▼第36話／ソムリエ試験（前編）▼第37話／ソムリエ試験（後編）▼第38話／泥棒●主な登場人物／伊賀観（いが・かん。フランス料理店でのサービス経験3年を買われ「ロワン・ディシー」にスカウトされた。営業スマイルができない）、黒須仮名子（「ロワン・ディシー」の勢いだけいいオーナー。本業は三流ミステリ作家）、堤計太郎（店長。以前は牛丼屋の店長を5年。フレンチ経験なし）、山懸重臣（ソムリエ。定年退職した元銀行役員。フレンチ経験なし）、川合太一（コミドラン。元美容師。フレンチどころか、食事に関連する店での勤務経験一切なし）、小澤（シェフ。三つ星レストランに勤めていた一流料理人。勤めた店が次々と潰れてきた悪運の持ち主）●あらすじ／「高価な材料を使いたい！」という欲望を抱えつつ、予算の都合で原価率の低いメニューを作り続ける小澤シェフ。そんなある日、料理のみの予算で1人当たり5万円という贅沢な予約が「ロワン・ディシー」に舞い込んだ。歓喜したシェフだったが、不遇時代の長さのためか、どうしても原価率の高いメニューが思い浮かばず…（第32話）。●本巻の特徴／オーナーのわがまま放
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どあら
14
詩織ちゃんは、オーナーよりも大人だわ～(^o^;) レストラン、ロワンディシーに入る泥棒は気の毒過ぎる…2015/04/09
十六夜（いざよい）
12
確かにフレンチレストランに子供は似合わないけど、ハムスター持ち込むオーナーってどうなのよ。下手したら保健所から調査来るから…。女の子は十分空気読めてましたとも。泥棒の話はなんとなく流れは読めたけど、くすっと笑えた。2019/09/21
どあら
12
コンサルタントをも追い払ってしまうオーナーは凄過ぎる(＠_＠;)2019/08/15
arianrhod
8
ドラマ化されたので再読中。ロワン・ディシー、何故にこの世の果てという名か。私はずっとお葬式会場と墓場という最低の立地条件から導き出したオーナーのウィットにとんだネーミングセンスだと思い込んでいました。ほぼほぼそれは間違いないことでしょう。ところがタイトルのHeaven？これはいかに？再読して今回ほど看板に注目することはなかったのですが、そうです、フランス語のロワン・ディシーの綴りのうえに、「仏料理」と綴られていたのです。フランス料理だからだけど、なるほどそうかだからこそロワン・ディシーでありHeaven。2019/08/19
おれんじぺこ♪(15年生)
5
5巻まで一気にブックオフで購入2012/08/24
