出版社内容情報
劣勢だった日露戦争で、日本を絶体絶命の危機から救った、大日本帝国海軍中佐・秋山真之(あきやま・さねゆき)作戦参謀。彼を主人公にした、史実に基づく壮大なストーリー。
▼第132話/ワキ腹▼第133話/前線の相克▼第134話/弾雨に血雨▼第135話/黄馬褂(ホァンマコ)▼第136話/立見尚文▼第137話/遅れてきた主役▼第138話/膠着からの一手▼第139話/平壌の決戦▼第140話/国民国家▼第141話/乾坤一擲(けんこんいってき)▼第142話/玄武門一番乗り●主な登場人物/秋山淳五郎真之(松山最強のガキ大将として名をはせた青年。26歳の現在は軍艦「筑紫」航海士・少尉。後の日本海海戦では帝国海軍連合艦隊参謀をつとめる)●あらすじ/明治27年9月15日。平壌包囲軍・南攻担当部隊の戦闘が始まった。第五師団・第二十一連隊長の武田秀山中佐(土佐出身)と、同第十一連隊長の西島助義中佐(長州出身)は、互いにライバル心をむき出しにしながら大同江手前の敵陣を突き崩していく。だが、清国軍はその先に巨大な陣地を隠しており、それに気付かない両隊は…!?(第132話)●本巻の特徴/平壌総攻撃、クライマックスへ! 情け容赦のない戦場で、明治のサムライたちの友情、男気、豪気がしたたる…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@猫毛まみれ
37
清国軍はとにかく数が多すぎる!!!のに日本軍はめげない。2020/11/16
田中峰和
4
平壌を守る清国軍と攻める日本軍。戦闘が延々と続き、パンパンパンとドドドドドの擬音が紙面を埋めて疲れる。装備も軍勢も圧倒的に不利な日本軍だが、やがて守勢に転じた清国軍の左宝貴は日本人の勇猛果敢な戦いぶりに焦る。ナポレオンの指揮する軍隊の強さ同様、日本軍も国民国家が生んだ強さだと納得する。清国軍のように金で雇われた私兵にはない強さ、それが国民国家の強さなのだ。この強さを誇った愛国精神がやがて歪められ太平洋戦争の悲惨な結末につながるのだから皮肉なものだ。それにしても歴戦の強者、立見支隊長の戦略は凄い。2021/04/08
北白川にゃんこ
4
おのれガトリング斎!2020/07/18
eucalmelon
0
立見か左宝貴か、名将同士の一戦が爰に。アホ将もいたけど・・・。左宝貴、敵ながらなかなか遖、敵に対する味方を修正して立て直すのは流石。2015/08/04
Kudo Atsushi
0
パンパンパンが多すぎ。2022/03/04
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