出版社内容情報
「あしたのジョー」に感動して、プロボクサーから漫画編集者に転身した桃井環八。実際の漫画編集を目にして…!? 話題の漫画業界コミック!!
▼第172話/さよならをもう一度▼第173話/さよなら記念日▼第174話/さよならの核弾頭▼第175話/さよなら出船▼第176話/さよなら夏の日▼第177話/グッバイ・モーニング▼第178話/さよならからはじまる物語▼第179話/君に告げたあの時のさよならは▼第180話/さよならはともだちさ▼第181話/さよならのかわりに▼最終話/さよならの朝 ●登場人物/桃井環八(『ヤングシャウト』編集部でアルバイトをしている元ボクサー。通称カンパチ)、青梅広道(カンパチの幼なじみで、編集部デスク。通称ヒロ兄ィ)、陳子昂(ちんすこう。支配社のライバル会社・講学館の新社長) ●あらすじ/『ヤングシャウト』編集部の三京が、『ヤングナッツ』編集部にやって来た。有能な作家が引き抜かれたため、ライバル誌の新連載の発売日に合わせて同じ日、そして同じジャンルの新連載を始めようと連載予定を聞いてきたのだ。原稿を破るという脅しに受けて立つと、『ヤングナッツ』編集部は予定を教えてしまう。(第172話)。▼『ヤングシャウト』は連載予定を入手したため、柔道マンガには柔道マンガを、俳句モノには短歌モノをと、『ヤングナッツ』と似た内容で、さらに面白い漫画を載せてきた。それを見た講学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
3
完結。最後は、再販制度に言及してタブーに触れた感はあるが、結局物言いに終わってしまいちょっと消化不良かな。電子書籍の時代となった今こそ再び土田世紀の熱い意見を見せてもらいたかったので夭逝は残念だ。漫画の神様が最終回で言うように、試練の時にたましいが試されるようなそんなヒリつく漫画の読める時代がいつまでも続けば良いと思うが、商業主義やもしくは承認欲求なんてものが安易な作品を生み出させてしまうこともあるだろう。そんな時にこそ、作家たちの目に止まってほしい作品。2019/01/07
yom
2
マンボ好塚のキャリアはこの人を参考にしてると思ったけど、本人が出てくるのか。うーん、でも言葉を授かっても結局は俗物になったし、編集長含め多くの出版関係者は質より売れればいって論調のままだろうし、ちょっと虚しいセリフに思える。でも競い合って一致団結する姿は良かった。外道で蹴落とすより高め合うのが一番。2021/10/10
ぽけっとふくろう
1
再販制度。2021/01/01
かやま
1
再販制度問題は作者が描きたかったテーマだったのかな。社員みんなで値下げシール貼ってるシーン良かった。2011/09/03
わびすけ
0
一気読み。20年以上前の作品のため雑誌がバカ売れしたり、事典が百万部売れたなどの話は現在との違いに悲しくなった。アルコール依存症に陥った巨匠「マンボ好塚編」エロを主題とした漫画をプロデュースし社会現象を巻き起こした編集者「明治一郎編」など数々の名シーンを生んだ漫画“屋”たちのドラマは唸るものがある。明治一郎には考え方に共感する部分が多くあり、悪役として描かれたがとても好きなキャラでした。2016/11/03
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