少年サンデーコミックスワイド版 め組の大吾 〈１０〉

曽田正人

小学館（2003/01発売）

• サイズ コミック判／ページ数 358p／高さ 19cm
• 商品コード 9784091267702
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

助けを求める人がいる。１％でも可能性がある限り、消防士は火の中へと飛び込んで行く。若き熱血消防官・朝比奈大吾の活躍と成長を熱く描く名作が、ワイド版になって再登場！

▼第165話／疎通▼第166話／華麗なるデジャヴュ▼第167話／戻れない道▼第168話／神聖なる順序▼第169話／包まれて…▼第170話／窮地▼第171話／帰還への意志▼第172話／放火!?!▼第173話／復讐戦（ザ・リターン・マッチ）▼第174話／戦果▼第175話／成長の果て▼第176話／帰途▼第177話／悲しき才能▼第178話／理解（アンダースタンディング）▼第179話／可能性▼第180話／め組消滅!?! ▼最終話／そして、再び…▼特別読切／Ｃ組の大吾●主な登場人物／朝比奈大吾（千国市中央消防署めだかヶ浜出張所に所属する熱血消防官）、五味俊介（めだかヶ浜出張所の所長。火事の現場から少年時代の大吾を救出したこともある名消防士）●あらすじ／落合が取り残されたまま助けを待っている、スマトラ島の山火事。救助に向かった大吾と甘糟だが、思うような救援活動ができない。外国の援助チームが消火を仕切っていて、現地スマトラの消防士は手が出せないのだ。このままでは手遅れになると感じた二人はレンタカーを借り、現地の熱血消防士・バンジャルと共に現場へ向かう（第165話）。●本巻の特徴／前半は、インドネシアのスマトラ島を舞台に、大吾、甘糟、バンジャル、そして国際緊急援助隊の指揮官に任命され

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[十六夜（いざよい）]

大吾は、スマトラの山火事から落合先生を救出することには成功したものの、今度は自分が火の海の真ん中に取り残されてしまった。そばには水の尽きた消化器「インパルス」と、ガソリンの詰まったタンクが…。最終巻にして、もっとも大規模な火災に巻き込まれてしまった大吾。奇跡の生還から、世界に名を知られるレスキュー隊員へ…と、そこまで？なサクセスストーリーだが、大団円な最後で良かった。最後まで大吾の良きライバルであり友人だった甘粕の株が上がりっぱなしだったなぁ。

2022/01/09

[緋莢]

インドネシアで昆虫の調査旅行中に大規模な森林火災に巻き込まれた落合ら千石短期大学の面々。それを知った大吾は、無断でインパルスを持ち出し、甘粕と共にインドネシアへと飛ぶ。一方、国際緊急救助隊指揮チームに、あの男が加わり・・・

2016/03/06

[furugenyo]

スマトラで吊り橋効果だ、落合先生。NYの地下鉄崩落はよくわからないけど締めだからしょうがないか。五味さんの就任あいさつはかっこよかった。完結お疲れさまでした。

2012/07/23

[羽田野善行]

全巻読了。9巻での五味さんを助けに行き、酸欠で意識朦朧となりながら自分が何故救助活動をするのか気付くシーンと、10巻でのインドネシア山林火災で甘粕との抱擁に胸を打たれた。 戦う男はカッコいいわ(o^^o)

2012/02/22

[cham28]

久々に読んだけど、やっぱいい話だった。自分の存在意義をなくすために頑張るなんてそうそうできるもんじゃない。

2011/03/01