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出版社内容情報
遺産相続絡みで命を狙われる少年・勝と彼を助けるためにからくり人形を操る女・しろがね。二人を中心に始まった熱血曲芸活劇、開演中??
▼第1話/からくり?最終幕 第51幕 最後のひとつ▼第2話/同 第52幕 星空と閃光▼第3話/同 第53幕 一時閉幕▼第4話/幕間 I?仲町サーカスの人々▼第5話/幕間II?対話 マサルの話▼第6話/幕間 III?対話 しろがねの話▼第7話/サーカス?最終幕 第1幕 開幕ベル▼第8話/同 第2幕 勝、はじまりの場所へ▼第9話/同 第3幕 軽井沢からくり屋敷▼第10話/同 第4幕 転送●主な登場人物/加藤鳴海(人を笑わせないと死ぬという“ゾナハ病”に苦しみながらも戦う、中国武術の使い手。人形破壊者“しろがね”として戦う道を選ぶ)、才賀勝(遺産相続絡みで命を狙われている小学生。今は仲町サーカスの面々と行動を共にしている)、しろがね(勝を守ることで自己存在を維持している美女。機巧<からくり>を操ることができる。勝同様、今は仲町サーカスに身を置く)●あらすじ/ようやく最終目標のフランシーヌ人形を追い詰めた鳴海。だが、そのフランシーヌ人形が偽物だったと知り、愕然とする。そして偽物の中にあった木の部品には、日本語で「必勝ヲ祈ッテ 才賀アンヂェリイナ」という文字が書かれていた。鳴海が苦悩する頃、各国の最新兵器が真夜中のサーカスの上空に集結。攻
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流之助
19
再読。鳴海の慟哭する表情の力強さが辛い。ファティマは満足して死ねたけど、ロッケンフィールドさんは心残りがあったことだろう。作戦の失敗を悟り、それでも鳴海を気遣う言葉をかけた。彼もファティマ同様、本来のしろがねとは異なる道を選んだのかもしれない。一方、勝。彼も男の子なのだし、あの鳴海の言葉と行動を受け継いだものとして、自分自身の足で進んでいくという道を選んだ。ギイの憎まれ口も健在。鳴海にしたのと同じように、勝の背中を押す。自己否定というとんでもない試練。乗り越えられるか?巻末のおまけ漫画も面白かった。2018/02/22
ホシナーたかはし
7
再読。鳴海の絶望感がとてつもない。そして新たなる旅へ出る事になる勝。彼にも絶望が押し寄せる。2016/06/14
むきめい(規制)
5
勝達になったな。2017/03/11
かお
4
あの歯車の文は一体…ファティマ!ロッケンフィールドさん!そして勝としろがねの過去。勝が貞義って意味わかんねえ…2015/09/06
ちょまふ
3
えー!?最後にそれかーい。いや、さすがに言えないよー。そして、勝の方も重たい雰囲気になってきた…。2018/12/29