目次
水滸クロニクル
年表
漢詩+装画
人物事典
編集者からの手紙
九千五百枚を終えて
著者等紹介
北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津市生れ。中央大学法学部卒。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を、91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞を、2004年『楊家将』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
68
北方水滸伝が完結した時点で書かれた本。 これから楊令伝が出るという状況。 通読した後読むと、あああの人か、とか感慨深い(結構忘れてるけど)。 キューバ革命を頭において描いたそうで。 編集者の私信が付録。ラムズフェルドが呉用に見えてしょうがない、が笑えた2022/06/21
Y2K☮
42
ウチに帰るまでが遠足。読本を読むまでが水滸伝。編集者のFAXが興味深い。はっとする気づきもあればアホな息抜きも。総じて期待感の渦。「書いてやろう!」という意欲を刺激してくる。なるほど。収録された対談の中から著者の創作スタイルも垣間見えた。物語世界におけるタイムテーブルの整理、大まかな流れを決めておき、且つリアルタイムの感性(或いはキャラの自発性)を重んじ、ジャズ的な判断で話を柔軟に変える。参考にしよう。二十冊を読み抜き、年末に消えかけてた創作の熱はとっくに再燃している。苦しくも楽しい旅に欠かせぬ最高の友。2017/02/09
calaf
13
原典とは違う違うと聞いてはいたものの、ここまで異なっていたとは思いませんでした。(はい、原典全く知りません (^_^;;;)そして、これを読んでいると、私には原典を読むのは無理っぽいなぁと (大汗) さて、続いて楊令伝?物語はどう続いていくのか...2014/09/17
ナユタ
3
しまった、北方水滸伝を全巻読み終わってから読むべき本だった。原典の水滸伝とだいぶ話が変わっているんだということが分かった。2014/10/13
kotoji
2
水滸伝19巻読了後、余韻に浸りたくて読んだ本。2011/07/04