内容説明
驚愕のベストセラー『となり町戦争』の新鋭作家最新作。奇想炸裂の快作から、胸を打つラブストーリーまで。日常を揺るがす驚きと感動の全7編。
著者等紹介
三崎亜記[ミサキアキ]
1970年福岡県生まれ。熊本大学文学部史学科卒業。2005年『となり町戦争』(第17回小説すばる新人賞受賞作)でデビュー。福岡県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
126
三崎亜記、不思議ワールドへようこそ♪7編の中短編集。「手のひらの幻獣」の始まりとなる「動物園」を読みたくて…。「しあわせな光」「雨降る夜に」「送りの夏」は優しい心持ちになれて、好きだな。やはり三崎さんは短編がいい。2015/06/16
美紀ちゃん
80
「バスジャック」ファンタジー。不思議な話。ひどく乱暴な話を想像していたけど、そうじゃなくて良かった。バスジャックで海外って、すごい発想。無理かと。「二階扉」も面白かった。2012/09/29
kishikan
56
三崎亜記のデビュー作の短編集、文章が荒削りであったり、細かな配慮に欠ける部分はあるが、ストーリーにはきらりと光るものが感じられる。バスジャック、動物園、送りの夏、は物語として秀作。2007/05/07
だんたろう
44
三崎亜紀ワールド全開の短編集で、どれもが素晴らしい。不思議感やつかみ所のなさではなく、どれも必ず腑に落ちる内容になっている。この世界観を貫きながら、ここまで読者に訴えかける作風は圧巻。最後の「送りの夏」は、特に重く心に響き渡る。2012/12/06
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
43
「二階扉をつけてください」「しあわせな光」「二人の記憶」「バスジャック」「雨降る夜に」「動物園」「送りの夏」のバラエティ豊かな全7話。一番好きなのは「二階扉・・」。分からないなりに辻褄だけをあわせようとする姿もさることながら、ブラックな結末がツボ。二階扉に対する妻と夫の認識の違いも面白い。★★★★2009/06/15
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