十二夜―闇と罪の王朝文学史

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087746747
  • NDC分類 910.2
  • Cコード C0095

内容説明

神話、詞華集、物語、日記、戦記…わが国王朝時代は、世界文芸史上まれに見る豊穣な黄金時代だった。その秘密を闇と罪の視座から新鮮に読みなおす。宇野亜喜良描きおろし挿画十二葉入。

目次

第1夜 幾夜か寝つる
第2夜 言葉という船
第3夜 菜摘ます児
第4夜 吉野の雪
第5夜 花のまねび
第6夜 季に恋して
第7夜 神話から物語へ
第8夜 神から人・ふたたび神へ
第9夜 伊勢の女
第10夜 女もすなる日記
第11夜 軍記の果て
第12夜 翠帳紅閨閉ず
もう一つの夜 王朝を弔う

著者等紹介

高橋睦郎[タカハシムツオ]
1937年、古代文化の先進基地北九州に生まれ、平家滅亡の海峡の潮流を浴びて、王朝文芸を身近に感じつつ育ち、王朝を終焉させた武士たちの府鎌倉に近い海辺に住む。現代詩を中心に、和歌、俳諧、能、狂言、浄瑠璃、祝詞、今様、地唄、端唄、童謡、オペラ詞章…など、日本語詩歌のあらゆる分野を実作。また、東西の古典への造詣深く、独特の視点で読みなおしをつづける。読売文学賞、高見順賞、島崎藤村記念歴程賞、その他受賞多数。2000年度紫綬褒章受章
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やま

0
文学史のプリント作成中2013/11/17

そうび

0
古代から王朝終焉までの文学論。伊勢の女の話が面白かった。しかしこの人の論は独特。発想は突飛で目を見張るが、裏付けが書かれていない。なので論文には使えなさそう。2012/11/28

kei

0
☆☆☆☆2010/09/01

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