内容説明
合本「南極探検隊/帰ってきた南極探検隊」の徳用廉価本。
著者等紹介
京極夏彦[キョウゴクナツヒコ]
1963年生まれ。小説家、意匠家。世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員。全日本妖怪推進委員会肝煎。関東水木会会員。「怪談之怪」発起人。古典遊戯研究会紙舞会員。94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞長編部門、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞受賞。04年『後巷説百物語』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
20
作者の真の姿だろうか??2021/04/28
ささのは
11
私は作者を誤解していた。今まで読んだことはなかったが、ぶ厚い背表紙や二段組で活字が詰まっていた記憶、名前から、難しい話を書く人なんだろうと思っていた。初めて読んでみたら、ノリノリなおじさんの上手い漫談みたいだった。パロディーが好きな方なんだろう。下ネタも。ちょっと読むには楽しいが、全編この調子で読むのは私にはきつい。謎の未確認生物、UMAを扱う作家が高野さんを想像させて、そこは面白かった。あとから確認したら普通の話も書かれているようなので、これが主流ではないのだろう。だがこの印象は強すぎる。(笑)2015/10/20
ダージリン
6
「どすこい」系の滑稽小説です。こういう話を書いても、京極さんの論理が光ってますよ!文体のリズム感もいい~。あの方がちらっと登場するのも嬉しかったです。2011/01/09
つねき
5
終始ギャグ要素を貫き続けるも、途中で飽きずに読みきれました。最後の話でも語られてましたが、小説でここまでのギャグを書く、表現するのってなかなか難しいことなんだろうなぁ…と。しかもギャグなりに謎解き小説の一面も持ち合わせている(それがまたくだらない犯行動機・手段!)のがすごいと思いました。個人的には、某古本屋が現れたところでとてもドキドキしましたね。というか、この本の作者と憑物落としシリーズの作者が同一人物だとは思えません!2014/02/10
takahiko
4
全編くだらなかった。もちろんいい意味での褒め言葉です。2011/06/12
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