内容説明
1941年12月8日未明、連合艦隊はハワイ真珠湾を奇襲した。すでに中国を侵略していた日本軍は、アメリカとの決戦により、さらに戦域を拡大していった。しかし日本の侵略行為も原爆投下という空前の惨劇で終局を迎える。はたして太平洋戦争は何をもたらしたのか。本書に収められた凄絶な生と死の記録は、二度とくり返してはならぬ戦争の悲惨さを私たちに伝えてくれる。
目次
巻頭エッセイ 太平洋戦争を考える
連合艦隊の出撃
真珠湾上空六時間
十二月八日
真珠
戦争詩歌
蝗
戦友に愬う
連合艦隊の最後
ガダルカナル空戦記録〔ほか〕