集英社文庫<br> 思い出のとき修理します〈3〉空からの時報

個数:
電子版価格
¥660
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

集英社文庫
思い出のとき修理します〈3〉空からの時報

  • 谷 瑞恵【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 集英社(2014/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月27日 00時45分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087452587
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

秀司の時計店で、知らない女の子がお手伝いをしている。そう教えられて、明里は店を訪れるが……。過去の後悔と傷ついた心を癒やす大ヒットシリーズ、待望の第3弾。(解説/瀧井朝世)

内容説明

穏やかな交際を続ける明里と秀司。ある日「秀司の時計店を女が手伝っている」と教えられた明里は、店で骨董店の娘・郁実と出会う。東京での仕事を辞めて帰ってきたという彼女は、商店街のお祭り準備で秀司が不在がちの今だけ、店番をしているのだという。自分と境遇の似た彼女に共感を覚えつつも、秀司との関係に少しだけ不安を感じて…。切なく温かく、心を癒やす連作短編集、シリーズ第3弾。

著者等紹介

谷瑞恵[タニミズエ]
2月3日生まれ。三重県出身。『パラダイス ルネッサンス』で1997年度ロマン大賞佳作を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

321
シリーズ第三弾は明里の家族に関する話。巻数が増えていくごとにファンタジー要素が強くなってるのはどうかと思いますが、今回はそれなりに楽しめました。どれもいい話ではあるけど、そこまで印象には残らないのが難点ですが。秀司を含め、登場人物のほとんどが優しい人ばかりなので大きな盛り上がりこそないものの、読み終えた後はほっこりとした気持ちにさせてくれるので良いですね。明里の家族問題もある程度カタがついたし、次巻は太一に関するエピソードになるんでしょうか。少し気になるので、気が向いたら買おうと思います。2015/09/05

ちはや@灯れ松明の火

318
あの日あの人へと突き立てた鋭いことばの切っ先が忘れられない。深々と刺さった針に刻まれた痛み、傷つけたことに心は傷ついたまま過ぎていく日々。鎖に囚われ懐に十字架を抱えこんで、軽やかに躍るからくり人形は記憶の底に封じ込めた。壊してしまうのが怖くて、触れるのをためらう。時を経て届いたメールに時を遡りたいと願い、雪解けを告げる鳥の声に頑なな思いも解けていく。やり直すことができるのは、これまでではなく、これから。空からやさしく降り注ぐ、永く遠い旅をしてきた星灯り。あなたと同じ時間を刻んでいきたいと、祈りを乗せる。 2016/07/05

hiro

220
『拝啓 彼方からあなたへ』に続いて、このシリーズ第1弾からの謎である太一は何者かがそろそろわかるのかと思い、この第3弾を読んだ。第2弾のレビューでも書いたが、この本の読者層の多くが20〜30代の女性で、この秀司が女性にとって理想の男性像だとか。そんな秀司は男の目からみても信頼できる男だと思うし、両親が離婚しているなんて当たり前の時代、明里はさっさと両親に秀司を紹介しろと、おじさんはイライラしてしかたがなかった。今回も太一の謎は解けなかったので、きっと第4弾がでればイライラしながら読むのだろうなぁ(笑)2015/02/10

masa@レビューお休み中

215
記憶というのは残酷である。時間が過ぎてもなお、人の心の中には過去の記憶が残っている。その記憶が厄介なのは共有していることだ。自分の中にも、他人の中にも同等の分量で残っている。記憶の残酷さというのは、修復できなかった過去の出来事や人間関係に基づいている。けれども、それだけではない。最大の問題は、違うことなのではないかと思うのだ。自分と相手との共有する記憶に対する思い出が違うことで、人間関係がこじれてしまったり、傷ついたまま大人になってしまうことすらあるのだから…。2015/02/25

ううち

203
柔らかく穏やかで、ちょっとした時計の歴史やウンチクなども面白くて好きなシリーズ。明里さんの悩みがリアルで切なかったです。秀ちゃんに甘やかされたいなー。2015/03/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9017080
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。