集英社新書<br> 言い訳―関東芸人はなぜM‐1で勝てないのか

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集英社新書
言い訳―関東芸人はなぜM‐1で勝てないのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087210873
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C0236

出版社内容情報

2018年、M-1審査員として名を轟かせた芸人が漫才を徹底解剖。
M-1チャンピオンになれなかった塙だからこそ分かる歴代王者のストロングポイント、M-1必勝法とは? 
「ツッコミ全盛時代」「関東芸人の強み」「フリートーク」などのトピックから「ヤホー漫才」誕生秘話まで、
”絶対漫才感”の持ち主が存分に吠える。
どうしてウケるのかだけを40年以上考え続けてきた、「笑い脳」に侵された男がたどりついた現代漫才論とは? 
漫才師の聖典とも呼ばれるDVD『紳竜の研究』に続く令和時代の漫才バイブル、ここに誕生!

◆もくじ◆
プロローグ「僕が霜降り明星を選んだワケ」
第一章 「王国」 大阪は漫才界のブラジル
第二章 「技術」 M-1は100メートル走
第三章 「自分」 ヤホー漫才誕生秘話
第四章 「逆襲」 不可能を可能にした非関西系のアンタ、サンド、パンク
第五章 「挑戦」 吉本流への道場破り
第六章 「革命」 南キャンは子守唄、オードリーはジャズ
エピローグ「10年ぶりの聖地。俺ならいいよな」

◆著者略歴◆
ナイツ 塙宣之(はなわ のぶゆき)
芸人。1978年、千葉県生まれ。漫才協会副会長。2001年、お笑いコンビ「ナイツ」を土屋伸之と結成。
2008年度以降、3年連続でM-1グランプリ決勝に進出する。漫才新人大賞大賞、お笑いホープ大賞大賞、NHK新人演芸大賞大賞、
第9・10回ビートたけしのエンターテイメント賞 日本芸能大賞、浅草芸能大賞新人賞・奨励賞、第68回文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞、第67回芸術選奨大衆芸能部門文部科学大臣新人賞など、受賞多数。

聞き手 中村計(なかむら けい)
ノンフィクションライター。『勝ち過ぎた監督』で講談社ノンフィクション賞受賞。

内容説明

二〇一八年、M‐1審査員に抜擢された芸人が漫才を徹底解剖。M‐1チャンピオンになれなかった塙だからこそ分かる歴代王者のストロングポイント、M‐1必勝法とは?「ツッコミ全盛時代」「関東芸人の強み」「フリートーク」などのトピックから「ヤホー漫才」誕生秘話まで、“絶対漫才感”の持ち主が存分に吠える。どうしてウケるのかだけを四〇年以上考え続けてきた、「笑い脳」に侵された男がたどり着いた現代漫才論とは?漫才師の聖典とも呼ばれるDVD『紳竜の研究』に続く令和時代の漫才バイブル、ここに誕生!

目次

プロローグ 「僕が霜降り明星を選んだワケ」
第1章 「王国」大阪は漫才界のブラジル
第2章 「技術」M‐1は一〇〇メートル走
第3章 「自分」ヤホー漫才誕生秘話
第4章 「逆襲」不可能を可能にした非関西系のアンタ、サンド、パンク
第5章 「挑戦」吉本流への道場破り
第6章 「革命」南キャンは子守唄、オードリーはジャズ
エピローグ 「一〇年ぶりの聖地。俺ならいいよな」

著者等紹介

塙宣之[ハナワノブユキ]
芸人。1978年、千葉県生まれ。漫才協会副会長。2001年、お笑いコンビ「ナイツ」を土屋伸之と結成。08年以降、三年連続でM‐1グランプリ決勝進出、18年、同審査員。THE MANZAI2011準優勝。漫才新人大賞、第六八回文化庁芸術祭大衆芸能部門優秀賞、第六七回芸術選奨大衆芸能部門文部科学大臣新人賞など、受賞多数

中村計[ナカムラケイ]
ライター。『勝ち過ぎた監督』で講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

440
「どうしてウケるのかだけを40年以上考え続けてきた」ナイツの塙宣之が、「笑い脳」で分析したお笑い論。Mー1グランプリを短距離走に例え、4分のネタに凝縮する笑いのうねりをわかりやすく解説してくれた。ナイツの場合、中から長距離走タイプのコンビであり、「小ボケ」の積み重ねで爆笑を誘う芸風。コンビそれぞれの、持ち味があって、それが良い。「言い訳」が具体的で面白く、妙に納得させられた。2022/03/15

starbro

396
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。ナイツ 塙 宣之、初著作でしょうか?M-1は、結構観ていたので、著者の科学的な分析および解りやすい例えで、興味深く読めました。『関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』良く解りました(ブラタモリ風) ナイツは、好きな漫才師です(笑)2019/12/15

ろくせい@やまもとかねよし

357
M-1での出場と審査経験から、お笑い賞レースを中心にQ&A形式で綴る随筆集。「しゃべくり漫才」と「コント漫才」に大別し、ボケとツッコミが客席と一体感をもつ三角関係を理想に、関西と非関西系の特徴で分析する。言葉で言い尽くせない表現である芸術を引用し、人間の「おかしさ」に挑戦する漫才を説く。「なんでやねん」との関西言葉に含まれる否定とも肯定とも取れる意味の解説は興味深かった。単純な批判や否定をする利己的なツッコミではなく、ボケに対して慮るもしくはそれを超えるボケを意図する利他的ツッコミが面白いとの指摘に共感。2019/12/29

きみたけ

244
2018年M−1審査員を務めたナイツ塙とライター中村計氏の対談本。塙はM−1チャンピオン未経験でも最年少審査員に抜擢されるほどの実力派芸人。「ツッコミ全盛時代」などの最新事情から「ヤホー漫才」誕生秘話まで漫才を徹底解剖しています。 漫才は通常15分程度で、M−1の持ち時間が4分。陸上で例えると、通常の漫才は「マラソン」でM−1は「100メートル走」ほどの違いがあると言います。それだけに、関西弁のしゃべくり漫才がM−1では有利だと。なるほど、分かりやすい。 個人的には「ヤホー漫才」大好きです👍2021/09/09

岡本

188
M-1で優勝経験こそ無いが昨年審査員を務めたナイツ塙のお笑い論を纏めた一冊。M-1を中心に芸人たちや各コンテストについて的確に語っている。R-1や女芸人Wが面白くないなと思っていたが、著者の言及が言い得て妙。ここまで意見が固まっている人の審査なら納得。今後も毎年審査員を務めてほしい。お笑い好きには必読の一冊。2019/10/23

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