集英社スーパーダッシュ文庫 円卓生徒会

本田 透【著】

集英社（2006/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 256p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086303347
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

宅急便で届いた箱には、紅龍亜砂の天敵・子猫遊鞠が眠っていた。しかも、なぜか魔法使いの姿で…。亜砂のキスで目覚めた鞠は、案の定泣くは怒るはの大騒ぎ。実は魔女である鞠は、亜砂の姉モーガンの素人魔法に召喚され、亜砂のしもべになる契約をさせられたらしいのだが、鞠は亜砂をペットにすると勝手に宣言。さらに二人は謎の剣の起動によって異世界へ…！？ツンデレ×魔女っ子×異世界アドベンチャーいよいよ開幕。

著者等紹介

本田透［ホンダトオル］
１９６９年神戸生まれ。早稲田大学卒。オタク系サイト「しろはた」運営。ＡＶ機器評論、アニメ・ゲーム系の仕事など多彩な活動を展開（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[鑑真＠本の虫]

アーサー王物語をベースとし、ブリテン諸島を舞台にしたもう一つの世界を描く。 構成を簡潔に表すなら、まさしく『ゼロの使い魔』×『アーサー王物語』だろう。 キャラクターの作りがしっかりとしており、ストーリーも面白いので、作り込まれた印象を受けるが、ラブコメパートは微妙。 日常パートに輝きを覚えるので、そこを生かしてもらいたいところだ。 また、タイトルたる由縁は今回は登場せず、次回に見送るようだが、ここは賛否両論かと思う。

2014/08/10

[ケンジ]

舞台はブリテン諸島。アーサー王物語を設定背景にし、滅ぼうとしている王国を救う話で伝記・史実が好きな人にははまる作品だと思います。

2012/02/02

[紙魚]

ゼロ魔×アーサー王物語

2011/11/30

[ハロサイ]

ちょっと主人公がヘタレすぎかな。敵に囲まれた場面でウザくなるぐらい躊躇するし、結局それほど思い切った場面も無かったし。子猫遊は活動的なヒロインにツンデレを掛けあわせたような感じ。サブヒロインは脇役らしく、ひとりのヒロインをしっかりメインに立てるキャラ配置は意外と好印象。世界観は少し古めの感じもあるが、なかなか面白い。[☆☆☆－－]

2011/05/14

[かぜやまごろろ]

ゲームのシナリオを小説化したような強引さがあるような気もしますが、ちょっと昔のものと考えてもそういうものだと思えば楽しめました。

2011/01/20