コバルト文庫<br> 銀の海 金の大地〈11〉

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コバルト文庫
銀の海 金の大地〈11〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 274p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784086141482
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

大闇見戸売のため、佐保の喪儀がはじまろうとしていた。真秀と真澄は、霊力を使って、御影をともに弔うことにした。すべてが終わった後に、ふたりで佐保を立ち去るつもりで。だが、静かな暮らしを望む真秀を待ち受けていたのは、どこまでもふたりを押し流す、さらなる激しい運命だった―。怒濤の大河ロマン、ついて第一部完結。その後の真秀と波美王の描いた番外編「月がみていた」も収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フキノトウ

28
皆にとって辛い展開でした。怒濤の「真秀の章」が終わり、そこからの「佐保彦の章」が読みたい。氷室さんの本だから、ハッピーエンドが待ってたのかな。2018/10/24

miwmiw

16
11冊における序章「真秀の章」が完結。真澄がちょっと辛そうでした。佐保彦も今後どうしていくのかわからないし、転生もようやく始まりだす、いよいよ次から本編の「佐保彦の章」ということでしたが、ここから読めないのが残念です。2010/08/15

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

15
*古史古伝9~11巻感想《未完結》*母、御影の死は近い!もはや防ぎ様のないその死を、せめて安らかに迎えさせる。その一心で真秀は真澄とともについに、物語の始まりの地…佐保の土を踏む。ついに古代日本を舞台にした怒涛の大河ドラマ、その運命が決する!?――まず始めに、本書を執筆された氷室冴子先生。 ⇒続き2013/10/11

ノラ

14
11冊目にしてやっとこさ第一章《真秀の章》が完結。佐保の甦り伝説が物語の中に息づき始め、最も近しい人の死が訪れる。謳い文句である古代“転生”ファンタジーが実現しようとしていた矢先での連載終了。この先いくらでも話は広がっただろうに。続きを読めないのが悔やまれる。未完だと知っておきながら手を伸ばしたのだが、これからの真秀の生き様を読みたかった。近くで感じたかった。 ―以下余談―どうしてそこで言葉を飲み込むの?!と、作中人物にイラッときたこともしばしば。実際、人はあれほど頑なにまことを話せないものなのかしら。2018/02/17

さくら

13
御影・真澄・真秀の親子の過酷な運命を描いた<真秀の章>の完結編。 11巻に至るまでに、何度うるっとさせられた事か・・・ 物語にぐいぐい引き込まれます。 作者がお亡くなりになり、この続きが形になる事が無かった事が、非常に悔やまれます。2012/05/20

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