コバルト文庫 吸血鬼と切り裂きジャック

赤川 次郎【著】

集英社（1994/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 220p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086118767
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

濃い霧の夜、後輩に売春させていた女子高生がナイフで切り裂かれて殺されるという事件が起こった。あの“切り裂きジャック”が百年以上の時を経て現代に甦ったのか。事件の背後に禍々しい“血の匂い”を感じて調査に乗り出したクロロックとエリカ。ある夜、また霧が立ちこめて―。表題作のほかに『吸血鬼は夜中に散歩する』『吸血鬼の優雅な休暇』の２編を収録したシリーズ第１３作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はる]

今回はエリカの登場が少なくて残念だったな～。後、切り裂きジャックのラストが次の宿主を探しに行くだろうって言って解決しなかったのも残念。この後も被害者が出るのでは？って思ってしまいました。

2016/03/28

[星落秋風五丈原]

吸血鬼と人間とのハーフ、エリカとその父、クロロックが出会う事件。シリーズ第13作。文庫オリジナル。

1994/09/05

[kaizen@名古屋de朝活読書会]

吸血鬼と切り裂きジャック 吸血鬼は夜中に散歩する 吸血鬼の優雅な休暇 の3話を所蔵する。 切り裂きジャックの話は， 有名なため，どのように料理しているかが興味深い。 吸血鬼親娘のエリカとクロロック。 人間以上に人間らしい。

2011/09/11

[あおさわ]

中学時代に夢中で読んでたシリーズ、まだ読んでない分を久々に手に取ってみました。エリカ・クロロックの親子漫才が楽しい♪表題作の「切り裂きジャック」面白かったです。小悪魔ではなく小悪党な女子高生ってムカつきますね。

2011/04/10

[くらげ@]

（☆☆☆☆）「吸血鬼は夜中に散歩する」「吸血鬼と切り裂きジャック」「吸血鬼の優雅な休暇」の3題。不倫、死体がでてくる内容のわりにサバザバしているなぁといまさらながらに思う。

2011/11/24