内容説明
御霊部存続の危機に柊一は焦っていた。だが、阻止する手立てもないまま、彼は仕事で鎌倉へ行くことに。そんな折、早紀子からメールが届いた。電車が不通のため、まだ横浜にいるというのだ。そこで早紀子と会うことになった柊一は、彼女から夢の話を聞かされる。百人一首の札が血に染まる夢だ。柊一は不安げな彼女に大丈夫だと言うが、彼と別れたあと早紀子は道に迷い、怪異に巻き込まれて。
著者等紹介
瀬川貴次[セガワタカツグ]
1964年7月25日生まれ。ノベル大賞の最終候補に残ったのがきっかけで、スーパーファンタジー文庫よりデビュー。現在、コバルト文庫で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
44
籠目部長から衝撃の事実を伝えられショックを受けた柊一は、ショックから立ち直れずにいた。そんな時、早紀子たちがまだ横浜にいることを彼女からのメールで知った柊一は・・。シリーズ第11弾。果たして山科は真の敵なのか?それとも味方なのか?どうやらその辺りは御霊部の黒歴史と関係がありそうですね。次巻でそういった疑問点は解消されるのでしょうか?それにしても早紀子はある意味トラブルメーカーですね~(苦笑)彼女が平穏無事に過ごせる日はやってくるのでしょうか?★★★2013/01/03
chatnoir
12
鈴男くん、早紀子ちゃんと鎌倉デート...というほど色っぽくないけど、普通の高校生っぽくて良かった(笑)でも、早紀子ちゃん、拾っちゃったねぇ...。迷って抜け出せないって怖いなぁ。2021/11/12
み
6
鎌倉編3冊目は土砂崩れの中から現れた鎌倉武士たちが鎮魂を求めて彷徨う。源実朝も亡霊で登場(首が無い…)ちょっと、鎌倉殿ではどんな暗殺シーンになるのか怖くなってきた涙。そもそも鎌倉の歴史が怖い。鎌倉殿の実朝がめっちゃ良い子なので、亡霊の実朝が出てきても味方かな?って感じする。2022/10/04
月華
5
図書館 時経の真意はどこにあるのでしょう。協力的な態度に裏を感じてしまいます・・・。異空間にとらわれた早紀子の場面はなかなかに怖かったです。完全にお姫さまとお姫さまを守るナイト達、という雰囲気です。ヤミブンの皆さんは書類仕事中。時経が泣き付く事はあり得ないと思いますが、3人の間で陰謀が計画されそうです。2015/05/22
chie
2
早紀ちゃんの災難継続中。今まではなんだかんだで誰かがいて、だったけれど今回は一人で長時間とあまりに可哀相な展開に。2015/10/14
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