内容説明
アラクセイトたちが、強制的に留まることになった翠濫。砂漠に隣接したそこは、本来なら滅びるはずの街であった。だが、街は在る。カンラタールの息子、ファーリィンを犠牲にすることで―。アラクセイトたちが街に来てから、翠濫では火事が頻発していた。どこか悪意を感じるそれに、彼女たちは慎重な行動を余儀なくされる。だが、瘴気から逃れるため、アラクセイトは炎を放ってしまい…。
著者等紹介
前田珠子[マエダタマコ]
1965年10月15日、佐賀県生まれ。『眠り姫の目覚める朝』で1987年第9回コバルト・ノベル大賞佳作入選
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感想・レビュー
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TMirai
1
書籍で持ってましたけどふと思い出したので電子書籍で購入 当時から本編1ミリ足りとも進んでなくてショック この作品好きなんですけど続きは出ないんですか?2019/10/25
憂霞
1
アークが捕まって急展開、かと思いきや、事態が悪くなっているのはわかるものの、いろんな人の思惑が交錯しまくってて、何がなにやら。そしてラストがとんでもない。こんなところで終わって10年も続きがでていないのは何故なのかー…読者が死んじゃうんで、続きをください、先生。あ、でもでもっ!!ガネルが「自分でも意外に思うほど動揺した」のは恋の芽生えですね、わかってます、私っ!!2014/06/16
みっくん
1
三人ともバラバラになって、それぞれの場で必死に行動中。でも、色々な周囲の思惑も絡まって・・・で、何年放置だ・・・。 この人のシリーズには多い話だけど。 鬱金が終わるまでは、他のシリーズは放置かなぁ。 この巻には、特に魅力はなし。たぶんシリーズ全体を通してみれば、繋ぎ目になるんでしょう。・・・続きが出れば。2014/02/05
飴
1
続きが読みたいです。2013/01/31
ひかり
0
そういえば読んでたなあ大好きだったなあと思い出した。本編の続きはいつですか…!!