内容説明
足利義満の親政が始まり、室町幕府の基礎はかたまった。義満は、明から“日本国王”と認定されたが、じじつ皇位簒奪をも考えていた。しかし、衆議と専制に揺れるこの時代の主人公は将軍や守護らではなく、無名の庶民なのであった。しかも、徳政一揆と号したように政治的な「力」として登場したのである。これほど庶民がいきいきと躍動した時代はない。近年明らかになった諸事実にもとづいて、室町時代は、いま新しく書きかえられる。
目次
第1章 日本国王
第2章 中国・朝鮮・琉球
第3章 万人恐怖
第4章 土民嗷々
第5章 乙名清九郎
第6章 西船東馬
第7章 女人政治
第8章 都は野辺の夕雲雀
第9章 国中土民群集
第10章 中世の黄昏
終章 日本史の転換点
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 瓜を破る【単話版】 64 ラバココミッ…
-
- 電子書籍
- 夜伽の悪女 ~発情体質令嬢は、夜ごと皇…
-
- 電子書籍
- comic Berry's 気高き獣の…
-
- 電子書籍
- 私の好きはかくせない。 プチデザ(8)
-
- 電子書籍
- ドジ魔女ヒアリ プリンセスになりたい!…