- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > タレント
出版社内容情報
【本の説明】
フリーランスとして新たな活動をスタートさせた、渡邊渚のフォトエッセイが刊行決定。
本書のために書き下ろされた長編エッセイと、新境地を感じさせる充実のフォトパートで構成される一冊です。
【渡邊渚コメント】
このフォトエッセイは、渡邊渚を知っている人はもちろん、生きづらさを感じている人や病と闘っている人、それを支える周囲の人、同世代の将来に悩む女性など、様々な人たちに届いて欲しいと思って制作しています。
この本のために書き下ろしたエッセイと、新しい自分を表現した写真たち。27歳の今を全て出し切るつもりで、ただいま絶賛執筆中です。
みなさんの心に私の言葉たちが届くように思いと願いを込めているので、手に取っていただけたら嬉しいです。
(2024年11月28日 記)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるを
42
🌟🌟🌟🌟🌟。言葉が出ない。レビューが書けない。とても分かりやすい言葉を選び抜いて綴られた文章が逆に仇になり俺は当事者ではないのに心が痛くてページを繰る手が重かった。(内容が内容なので)若干の抵抗感も感じたのでもうひとつ何が書いてあったのか、という記憶も朧げ。俺達大人達の悪しき習慣、伝統、文化を改善出来ずに未来に持ち越した結果、前途有望な若者の輝かしい未来を握り潰す事になってしまった。その責任は重大。これは労災にはならないのかね。とりあえず、中居正広氏とフジテレビの社員は全員読んだ方が良い。2025/02/06
yuni
31
絶望から這い上がった経緯が知りたくて本書を手に取りました。なぜなら2023年私は命に関わる病気に罹患し入退院を繰り返していたからです。彼女が自助具を使っていることを知り「もしかして同じ治療してる?」と思った時期もありました。でも違いました。私は器質的な疾患で彼女は精神的な疾患でした。病気は違えど葛藤にもがくその様は似ていました。唯一違ったのは彼女の病には原因があったこと。賛否が分かれる本の感想を書くにあたり、私は自分の背景を明かす必要性を感じました。私を日なたに誘導してくれたあなたのことを応援しています!2025/02/21
澤水月
19
0時超え電書配信。写真付きの数万字の自叙伝。勤めていた所の社風、主従関係、「恋愛禁止ルール」、長時間労働など非人道的な働き方や職業差別についてや「読むとフラッシュバックなどの恐れがありますので⚪︎ページまで飛ばしても趣旨は伝わる」など繊細かつ痛ましいことについての描写も。元勤め先で優しかった人についてや今後など前向きな言葉もあり見守りたい2025/01/29
しゅん
11
「透明」をポジティブ/ネガティブ両面で描きつつ、「私」が著者の中でどのように変わるかを書き方によって示す。納得することが多かった。2025/02/09
ガンジス川沐浴子
11
痛々しい、入院で闘病の日々…。 トラウマを想起させる食べ物とか、いったい何をされたのか。謎。 インスタに知らない人から誹謗中傷が届いても気にならないくらい、もとになった出来事のほうが辛かったとか。 だが少しずつ立ち直って、自分の人生は自分のもの、と締めくくられている。2025/02/06