講談社漫画文庫<br> マンガ水木しげる伝完全版 〈中〉 - 「ボクの一生はゲゲゲの楽園だ」改題 戦中編

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講談社漫画文庫
マンガ水木しげる伝完全版 〈中〉 - 「ボクの一生はゲゲゲの楽園だ」改題 戦中編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 500p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784063608373
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

片腕を切断!!地獄の太平洋戦争激闘編!!召集令状を受け、ついに出兵することになった茂は、生来ののんびり屋が災いし、戦地で想像を絶する苛酷な軍隊生活を強いられる。戦況危い中、茂の運命やいかに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

42
水木さんの戦場体験がメイン。腕を失った経緯も描かれていました。ウジ虫の効用が書かれていて、最近読んだ本とリンクしていたので、なるほどと思いました。ウジ虫は、傷をいやす力をもっているんですね。悲惨なはずの戦争が、水木さんにかかるとユーモアな体験に早変わり。その前向きさを見習いたいと思います。2014/08/26

なると

23
水木しげる先生の自伝、戦中編。20才で召集令状を受けラバウルへ。大変失礼ですがこれ作り話じゃないの?ホントの話ですか?と疑う程壮絶な体験をしている。面白可笑しく描いているけどまさに地獄。生きているのが奇跡。変人だったから現地人と仲良くなり食べ物を得られたとか、前向き思考だったから乗り越えられたとか安易に考えてしまいそうだけど、水木先生だって人であり、悲しみとか虚しさとか怒りとかあったはずで、それを敢えて描かなかったんだと思う。「人間が生きるか死ぬかということにはイロイロな運命の糸によってあやつられている→2015/12/06

boo

16
旦那が借りて来た本です。読み始めたら面白くて夢中になって読んでしまいました。この後はゲゲゲの女房の話につながっていくのでしょう。中編は戦争場に送られてから帰ってきて漫画家になり始めたところまでの話でした。毎日ビンタされるとか命令されるばかりの日々とか戦争の辛さも知り、水木さんが現地の人と交流していだということにもびっくりでした。2018/09/05

GELC

15
上巻を読み終わったばかりだが、ページをめくる手が止まらず、平日にも関わらず中巻約500ページを読了。この巻の内容は従軍中の話がメインで強烈である。「総員玉砕せよ」で感じた、次元の違う理不尽さを再び認識。それにしてもよく生き延びることができたものだ。。。先生の持って生まれた生命力と運命力の為せる業である。同じ人間とは思えない・・・いや、半分ぐらいは妖怪かも知れない(笑 個人的には歴史教科書の副読本にしたいぐらいのインパクトである。広く周りの人にオススメしたい。2023/09/11

まめむめも

8
水木さんの生命力がすごいです2014/09/17

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