内容説明
「あの子を助けたいんです。もういちど泳がせたいんです」獣医師の熱い想いが前代未聞のプロジェクトを実現させた。尾びれを失ったイルカに人工の尾びれを。そしてジャンプを!イルカと人間の感動ドキュメント。
目次
第1章 発病
第2章 母イルカ「フジ」
第3章 二度の手術
第4章 ブリヂストン
第5章 メンバー集結
第6章 装着訓練
第7章 カウリング型
第8章 ジャンプできる尾びれを
第9章 総力戦
第10章 もういちど宙(そら)へ
著者等紹介
岩貞るみこ[イワサダルミコ]
エッセイスト。モータージャーナリスト。1962年、横浜市出身。雑誌、新聞、テレビなどで活躍するほか、各種ドライビングスクールの講師として安全運転普及活動にも努める。30歳を過ぎてからイタリアに2年間留学
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
水色さくら
4
◎/失敗から学んで改良すること。文系ではなかなか味わえない(と思う)試行錯誤の過程。プロ魂とイルカへの愛。しびれた。2013/06/29
ペンペン
1
フジがもう一度楽しく泳げるようになって本当に良かった。 仕事は好きなことを!という意見を聞くことがあるが、好きかもわからないことでも一生懸命になれて、自分が人の役に立っているという感覚が無意識でもあればいいのではないかとおもいました。2019/02/05
ハル
1
病気で尾ひれを失ったイルカを再び泳げるようにするというプロジェクトX的内容。熱い!イルカの肌はゴムのような手触り。だからブリヂストンに人工尾ひれを頼もうという発想が凄いと思った。泳ぐだけじゃ飽き足らず、試作品でもガンガンジャンプさせて要求のハードルを上げていく飼育員さんにちょっと笑った。 2017/12/17
moko
1
プロジェクトX的な内容。初めからもっと良いものできないの?って疑問でした。外側はフリーハンドで適当に描くってあんまりでは・・・。作ったことのないから簡単に言えるのですがね。2012/07/30
Shiho
0
読書感想文で、書こうかな。2012/08/15