出版社内容情報
最初期の仏教思想や展開を今に伝える珠玉の詞華集。釈尊に直結する教説がまとめられた2500年前の金口直説を平易な現代語で読む。かくしてひとり離れて修行し歩くがよい、あたかも一角の犀そっくりになって――。『法句経(ダンマパダ)』とともに原始仏典の中でも最古層とされる『スッタニパータ』。最初期の仏教思想と展開を今に伝えるこの経典は、釈尊に直結する教説がまとめられ、師の教えに導かれた弟子たちが簡素な生活のなかで修行に励み、解脱への道を歩む姿が描き出される珠玉の詞華集である。2400年前の金口直説を平易な現代語で読む。
第一章 蛇 荒牧典俊訳
第二章 小さき章 本庄良文訳
第三章 大いなる章 榎本文雄訳
第四章 八詩頌の経 荒牧典俊訳
第五章 彼岸への超脱 荒牧典俊訳
注
学術文庫版あとがき 荒牧典俊
荒牧 典俊[アラマキ ノリトシ]
翻訳
本庄 良文[ホンジョウ ヨシフミ]
翻訳
榎本 文雄[エノモト フミオ]
翻訳
内容説明
『法句経(ダンマパダ)』とともに原始仏典の中でも最古層の仏典とされる『スッタニパータ』。最初期の仏教思想や展開を今に伝えるこの経典は、釈尊に直結する教説がまとめられ、師の教えに導かれた弟子たちが簡素な生活のなかで修行に励み、解脱への道を歩む姿がいきいきと描かれる珠玉の詞華集である。二千四百年前の金口直説を、平易な現代語で読む。
目次
第1章 蛇(蛇;富裕なるダニヤ ほか)
第2章 小さき章(宝;生ぐさ ほか)
第3章 大いなる章(出家;奮闘 ほか)
第4章 八詩頌の経(さまざまな欲望の対象;洞窟についての八詩頌 ほか)
第5章 彼岸への超脱(説法の因縁となる仏伝の出来事を述べる詩頌;バラモンの門弟アジタの問い ほか)
著者等紹介
荒牧典俊[アラマキノリトシ]
1936年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学名誉教授
本庄良文[ホンジョウヨシフミ]
1951年生まれ。京都大学大学院博士課程中退。佛教大学教授
榎本文雄[エノモトフミオ]
1954年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。大阪大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中玉ケビン砂糖
テツ
世話役
ホシ
はちめ