出版社内容情報
すべての経験には「意味」がある――デビュー40年の女優がはじめて明かす、親との葛藤、仕事、結婚と離婚、大事故と後遺症、終活。
親との葛藤、仕事、結婚と離婚、子育て、大事故とその後遺症、終活と老後……。
誰しも、忘れてしまいたい「過去」の1つや2つはあるものです。
思い出したくもない「記憶」や「経験」をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
でも、目を背けてばかりいては進めない「未来」もあるのではないでしょうか。
いいことも、悪いことも、すべての経験には「意味」がある――。
デビュー40年の女優が、生きづらさを抱えるみなさんに贈る、示唆に富んだ一冊。
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◆はじめに
自分の存在を認めてもらえた喜び/3日間誰とも話していないことも/人生は「宿題」の連続 ほか
◆第1章 子供を持つことの「強み」と「弱み」
何のために私は頑張ってきたの?/仕事と子供、どっちが大事?/離婚したのは親の勝手/ペット・ロス/キッチンに立つのもつい億劫に/世の中に追いつくのが大変 ほか
◆第2章 転機が「決意」と「覚悟」をもたらす
森繁久彌さんから教えられた「心構え」の大切さ/水谷豊さんは今でもきさくな「お兄ちゃん」 ほか
◆第3章 名優に学ぶ「謙虚さ」と「気配り」
田中絹代さんの演技指導/山岡久乃さんの包容力/今井正監督の上品な執念/高倉健さんの慈愛/京マチ子さんの凛々しさ/山田五十鈴先生の風格/松田優作さんの繊細な気遣い/勇気づけられた緒形拳さんのアドバイス
◆第4章 「不慮の事故」「後遺症」と向き合う
暴走馬車/塗炭の苦しみのはじまり/「自分だけは大丈夫」だと思っていた/1年間放置したツケ/当たり前に生きられることの幸せ ほか
◆第5章 女優稼業の「オモテ」と「ウラ」
他人の成功を妬んでいては成長できない/嫌みに気づかない鈍感力/自分の可能性を自分で狭めない/相次ぐ熱愛報道/人間不信 ほか
◆第6章 「ご飯の時間が怖かった」という記憶
「おまえはどうしてそうなんだ」/両親の不仲/小学校で受けたいじめ/甘え下手 ほか
◆第7章 「おひとりさま」として生きる
思いがけない暴力/離婚に導いた「負の連鎖」/虎党/古美術のしあわせ/着物の魅力/母親との関係改善 ほか
◆はじめに
梨園のしきたりとは無縁だった/京都の自然に培われた感性/自分の存在を認めてもらえた喜び/仕事が私を成長させてくれた/3日間誰とも話していないことも/人生は「宿題」の連続
◆第1章 子供を持つことの「強み」と「弱み」
何のために私は頑張ってきたの?/仕事と子供、どっちが大事?/離婚したのは親の勝手/反抗期の試行錯誤/ペット・ロス/キッチンに立つのもつい億劫に/世の中に追いつくのが大変/すべての経験には意味がある ほか
◆第2章 転機が「決意」と「覚悟」をもたらす
人に認められたかった/映画とテレビの違い/「笑うイス」「セッシュする」/ダブルブッキングの危機/森繁久彌さんから教えられた「心構え」の大切さ/水谷豊さんは今でもきさくな「お兄ちゃん」 ほか
◆第3章 名優に学ぶ「謙虚さ」と「気配り」
田中絹代さんの演技指導/山岡久乃さんの包容力/今井正監督の上品な執念/高倉健さんの慈愛/京マチ子さんの凛々しさ/山田五十鈴先生の風格/松田優作さんの繊細な気遣い/勇気づけられた緒形拳さんのアドバイス
◆第4章 「不慮の事故」「後遺症」と向き合う
「第六感」がはたらいた/黒い車イス/暴走馬車/寒気とけいれん/塗炭の苦しみのはじまり/「自分だけは大丈夫」だと思っていた/1年間放置したツケ/当たり前に生きられることの幸せ ほか
◆第5章 女優稼業の「オモテ」と「ウラ」
他人の成功を妬んでいては成長できない/嫌みに気づかない鈍感力/自分の可能性を自分で狭めない/パンツぐらい私も買いますよ/相次ぐ熱愛報道/交際相手は11人?/人間不信 ほか
◆第6章 「ご飯の時間が怖かった」という記憶
「おまえはどうしてそうなんだ」/両親の不仲/「そろばん塾などやめてしまえ」/小学校で受けたいじめ/ささやかな抵抗/祖父が唯一の支えだった/クリスマスイヴの思い出/父との別居生活/家にいたくなかった/「しつけ」って何?/甘え下手 ほか
◆第7章 「おひとりさま」として生きる
結婚を決めた理由/ふたりの2日分の食事を作り置き/思いがけない暴力/離婚に導いた「負の連鎖」/土の匂いをめでる/もう一度京都に住みたい/虎党/古美術のしあわせ/着物の魅力/おひとりさまのこれから/母親との関係改善 ほか
【著者紹介】
(いけがみ・きみこ)一九五九年ニューヨーク・マンハッタン生まれ。三歳で帰国、小学校卒業まで京都に住んだのち、東京在住。一九七四年テレビドラマ『まぼろしのペンフレンド』(NHK)でデビュー。テレビドラマ『愛と誠』(東京12チャンネル)・『熱中時代』(日本テレビ)・『男女7人夏物語』(TBS)、NHK大河ドラマ『草燃える』『おんな太閤記』『徳川家康』『武田信玄』などに出演。一九八四年『陽揮楼』(東映)で第七回日本アカデミー賞主演女優賞を、一九八九年『華の乱』(東映)で第一二回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。現在、テレビドラマ『不倫調査員 片山由美』(テレビ東京)シリーズで主演を務めるほか、舞台、映画などで活躍中。
内容説明
親との葛藤、いじめ、仕事、結婚と離婚、子育て、大事故とその後遺症、おひとりさまとして生きる…苦難と葛藤の末に見出した人生の真の輝きとは?生きづらさを抱えるみなさんにデビュー40年の女優がはじめて明かす示唆に富んだ珠玉の一冊!
目次
第1章 子供を持つことの「強み」と「弱み」
第2章 転機が「決意」と「覚悟」をもたらす
第3章 名優に学ぶ「謙虚さ」と「気配り」
第4章 「不慮の事故」「後遺症」と向き合う
第5章 女優稼業の「オモテ」と「ウラ」
第6章 「ご飯の時間が怖かった」という記憶
第7章 「おひとりさま」として生きる
著者等紹介
池上季実子[イケガミキミコ]
1959年ニューヨーク市マンハッタン区生まれ。3歳で帰国、小学校卒業まで京都に住んだのち、東京在住。1974年テレビドラマ『まぼろしのペンフレンド』(NHK)でデビュー。1984年『陽暉楼』(東映)で第七回日本アカデミー賞主演女優賞を、1989年『華の乱』(東映)で第一二回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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