講談社文庫
混沌―新・金融腐蝕列島〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 535p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062755085
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

弱者連合を取り込んだ途端、協立は大手行としての本性を剥き出した。統合方式を巡る路線変更に反発したあけぼの銀行は離脱に傾く。情報をキャッチした竹中は、経営陣の危機感の欠如に愕然とし、一縷の望みを託して奔走するが。熾烈な駆け引きを浮き彫りにし、日本経済の未来を照らし出す経済小説の金字塔。

著者等紹介

高杉良[タカスギリョウ]
1939年東京都生まれ。専門紙記者・編集長を経て、1975年『虚構の城』でデビュー。以後、企業小説・経済小説を次々に発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

PEN-F

41
あの当時の銀行再編ブームを思い出しながら読めてとても楽しめた。銀行統合という重大案件でさえも経済合理性よりも各行の頭取達の感情論が先走っている様が面白い。銀行もそうだが、鉄道、航空など「大きすぎて潰せない」理由から公的資金が注入されるが、国営企業ならともかく、資本主義の世界に身を置くのなら利益を出せない企業は淘汰されて然るべきだとも思う。2024/02/25

kou

10
久々に高杉良を読みました。 心地よいテンポで淡々と読めるからいいですね。 話はちょっと古く、メガバンク誕生前の都銀の混沌状態の模様ですが、興味深く読めました。下巻へ2015/11/03

ちゃあぼう

8
なかなか、上手くいかない合併に苦労する竹中。一旦は三者合併が本決まりになったが、調整の段階で一行が離脱を言い出し、またも調整に四苦八苦する各銀行のミドルたちの苦悩する姿が不憫に思えた。そんな中で児玉を失ってしまった竹中が今後に起こりうる大きな問題をどの様に解決していくのだろうか?また、それらの難問をクリアしていけば、いよいよ頭取の目も出てくるのであろうか?最後の方でちょっとした発言で現頭取の気分を害してしまい、またも困難が待ち受けていることを予感させ、次の最終巻に進む。竹中の未来は如何に。2025/06/21

しーふぉ

6
一気に読んでしまった。これから更に権力争いが激しくなりそう。2013/08/04

tnyak

4
劇的な合併のプロセスに 驚きながら読了2025/11/08

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