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内容説明
相対性理論と量子力学の統合は可能か。最新の理論物理が描く、空間とは、時間とは?現代物理の雄ペンローズを知れば、物理学の過去と未来のすべてが見えてくる。ペンローズの手で、量子重力理論は完成するのだろうか。はたして、世界はツイスターからできているのか。
目次
プロローグ 鍵
第1章 あるけど見えないローレンツ収縮―特殊相対性理論の世界
第2章 ブラックホールと特異点―一般相対性理論の世界
第3章 シュレディンガーの猫―量子力学の世界
第4章 ツイスターの世界―相対論と量子論
第5章 ゆがんだ四次元―時空の最終理論をめざして
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハイパー毛玉クリエイター⊿
4
個人的には第二章がピンポイントで面白かった。ペンローズの何がどうすごいのかがよくわかった。本文の後には、付録として、難しげな計算式が掲載されている。私は数式をみると熱が出る体質なので(んなあほな)用事はなかったが、本格的に宇宙物理に関心のある人なら嬉しい計らいだろうな。新書でありながら索引がついているところも、めずらしいが、贅沢でよい。2015/11/12
yu-ente-isra
2
相対性理論、量子論の簡単な解説?があり、ブラックホールや特異点定理(宇宙の始まりを保証する定理)の説明、そしてスピノール、ツイスターと続きます。スピンのペア(座標?)なるツイスター、、、ここまでいくと意味がわからなかったですが、どうやら挿絵がツイスターと呼ばれるものを3次元の中に書いたものらしいです。相対性理論が100年前、そしてこのよくわからない、ツイスターですら数十年前の最先端でしょう。現代の物理がどこに行ってしまっているのか、興味が湧きました。著者が研究者ではなく、作家ということでも驚きました。2017/03/06
都人
1
竹内氏の日本語が易しい表現だったが、書かれている内容は難しくて私には、チンプンカンプン。2018/01/30
tk
1
スピノールを720度ひねると元に戻るというのが驚き。世界はそういうふうに構造化されているのかと。。 物理勉強したくなった。2011/07/07
さっち
1
さすがミステリー作家なだけあって、地の文が面白くて読みやすい。ただ後半になると裏付けとなる知識がなければ何言ってるのか1ミリも解らない\(^O^)/2010/07/20
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