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内容説明
エピソード満載!誰でも気軽に読めるおもしろさ。無味乾燥な化合物の列挙、表面的な知識の羅列を避け、なぜその元素がそういう性質をもつのか、なぜそのような用途に使われるのかを、やさしく、深く掘り下げて解説。生命と元素の関わりというこれまでにない視点を加え、銅、亜鉛、マンガン、クロム、コバルト、モリブデンなど、謎につつまれた生体内微量元素の働きについて最新知見を紹介。また、ヒ素、水銀、カドミウムなどはなぜ毒となるのか、プラチナや金になぜ抗ガン作用があるのかなど、一歩踏み込んでその分子レベルでのメカニズムも解説。
目次
プロローグ 元素とは何か
元素の分類
データを見る際の注意 解説文のマーク
水素
ヘリウム
リチウム
ベリリウム
ホウ素
炭素
窒素〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
11
原子番号113の命名権の話で盛り上がっていたこともあり、手にしてみた。学生時代にもっとも嫌いだった学科でもあったため、苦手克服の意味でも、少しづつ読み進めてみた。「事典だね」と思っていたのだが、いやいやどうして、読み物としても十分楽しめた。それぞれの元素の発見エピソードから、科学・工業的な分野での利用方法や人体に及ぼす影響等々。多少読み飛ばしもしたので、今後、元素に出会うたびに、読み返してみたい。つーか、職務上、金属元素は頻繁に目にするだろうが!と・・・(一一;)2016/04/17
Ryotaro Tsunekawa
1
まさに読む辞書。巨人の肩とはよく言ったものだ。そのうち、改訂版も読もう。たましいは、何から出来てるのかな。2013/06/28
naoto
1
元素の話って、難しいけど面白いです。結局、陽子が何個あって、電子の配置が…ってのが鍵なんですね。人為的に重い元素を合成するのは、あまり意味がわかんないけど…2010/12/29
壁と男と涙とブルーコメッツ
1
辞書ですが読み物として面白かったです(通読には膨大な時間がかかりますが・・)2008/06/16
Hiroyuki SATO
0
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1475602750&owner_id=7106525 1998年に購入した本。化学は余り得意ではないが興味はある。以前ランダムに読んでいたが、改めて通読してみた。理解できない専門的な内容は読み飛ばしたが、とても面白かった。『宇宙創成』と変更して読んでいたのでとても参考になった。2010/05/01