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内容説明
ウイルスの本体はRNAやDNAといった情報の塊でしかない。生きた細胞に感染しなければ何もできないのだ。たとえてみれば、ウイルスがカセットテープで、感染した細胞がそれを再生するカセットデッキの役目をしているといえる。ウイルスの遺伝子にはいったい何が書かれているのか、どうやって変異してゆくのか、感染するとなぜ病気になるのか、殺人ウイルスやがんを引き起こすウイルスの正体とは?怖いけど不思議なウイルスの世界を案内する。
目次
ウイルスとの出会い
ウイルスの世界
感染はこうして始まる
ウイルスの変異と進化
ウイルスに感染するとどうなるか
ウイルス感染症の変遷
がんを引き起こすウイルス
ウイルスを利用する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼっこれあんにゃ
3
◯著者自身のvero細胞を使ったウイルス研究について語られている箇所は非常にドラマチックで、研究現場の臨場感が伝わって来た。まるで、大学の講義のように、ウイルスについての説明が続くが、内容が広く専門的で、素人にはついていけないレベルでした。しかし、専門用語などの予備知識を持った上で読めば、ウイルス研究の有用性はもちろん、奥深さと可能性が伝わってくる良いテキストだと思います。2020/08/12
naoto
0
RNAのウイルスとDNAのウイルスがあるのは知ってたけど、変異のスピードが全然違うとは知らなかった。プリオンってタンパク質のクセに熱に強いってのはどういうことなんだろう?2015/11/25
中毒
0
さくさく面白い。ドラマチックなVero細胞の誕生を導入部に、次々と現れるウイルスの謎を解き明かしていくような爽快感。資源としてのウイルスについても触れる。
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