内容説明
読書にふけって日をおくり、真情を愛し、勘所をたのしむ。先達のあとを慕い、私なりの流儀で。書き下ろし書物随想。
目次
書物は出会った時に迷ってはいけない―横山重『書物捜索』
古文献を発掘し学界に提供する学風―滝本誠一『日本経済大典』
学問の豪傑が勢揃いした時代の京都大学―神田喜一郎『敦煌学五十年』
大学教授の身で国宝三点重文六点を蒐めた―内藤湖南
近世書誌学の基礎を築いた―水谷不倒
大学教授の職責―藤村作
全国に響いた浪華の文化人―木村蒹葭堂
人名録を愛好した近世人の志向―『諸家人名江戸方角分』
西鶴は作家であり編集者であり企画者であった―森銑三『西鶴と西鶴本』
わが国の料理人は技術を公開して共同で進歩した―川上行蔵『料理文献解題』〔ほか〕
著者等紹介
谷沢永一[タニザワエイイチ]
昭和4年、大阪市に生まれる。関西大学大学院博士課程修了。関西大学文学部教授を経て、現在、名誉教授。専門は近代日本文学、書誌学。社会評論にも幅広く活躍している。サントリー学芸賞、大阪市民表彰文化功労、大阪文化賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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