内容説明
420年前の6月2日、『下天は夢か』で書かれなかった本能寺から小栗栖、信長と光秀破滅への刻々を見事に描く疾風のような秀作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッチ
2
★★★☆☆小説というよりは軍記に近い。読みづらく、もっと光秀の心情心理に掘り下げて欲しかった。2014/05/01
さざなみ
1
図書館の最近逝去された作家の本を並べるコーナから興味あるこの本を選択。不思議といってよいくらいこの作者の本を読むのは初めて。本能寺の変に至るまでの出来事が光秀を絡ませ上手く解説されたドキュメントとも言ってもよい内容。信長という人物の異常さを強調して描き光秀を援護するタッチで話が進むのは致し方ない。断片的に知っておったこの時代の流れやエピソードを復習するような感じで読み終えた。2018/06/11
karupinpin
1
信長と光秀の関係が書かれた本は今までにも何冊か読んだけれど、一番光秀の心情が理解できた本でした。2009/07/15
moaindia
0
淡々とした記述の光秀も良い2020/01/25
zuisei
0
信長の酷使に疲れ、これから必要とされなくなって、処分されるのを恐れて、反乱を起こしたのだろう。いろいろ史料を使って本能寺の変を描く。順当な解釈である。評価3。2018/12/12