内容説明
竜崎晶を狙う「ゾディアック」と伊集院大介の闘いは、持久戦の様相を呈してきた。しかし、ある夜、またも事件に巻きこまれた晶が姿を消し、事態は急変する。果たしてシリウスは現れるのか?悪魔の音楽が鳴り響くなかで、大介が目撃した光景とは?衝撃と感動の、シリーズ完結篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとちゃん
6
1998年刊。イベントで好きな探偵を挙げることになったため、予習というか復習というか、私が一番読んだシリーズで長らく積読にしていたものを1巻から一気読み。細部をすっぱり忘れ去っていたので新鮮。そして、脂の乗り切った栗本薫氏の作品は読み手に若さと体力がないとつらいことが判明。栗本薫ワールドとしては大変濃密で面白いのだけど、謎解きミステリーとしてはいかがなものかと感じてしまった。2024/10/04
*こころ*
4
図書館本。 世紀末、オカルト、猟奇殺人事件、バンド、ゲイ(…というか耽美ヤオイ)等々。 20世紀末を語るキーワード的なものが袋詰めでギュウギュウみたいな。 それに伊集院大介の語りがクドいスパイスのように。 …なんだか食欲失せる感じ。 最終巻になって気づいたのは、コレはミステリー・探偵小説なのではなくお芝居の脚本なんだということ。 独白が長く説明くさいのもちょっと納得。 ★ 読み疲れた ★2017/09/08
二分五厘
0
1998.11.3
kottono
0
表紙のイラストは晶タソですかね。可愛い!晶の暗黒面と成長。興味深かった。そして、榊原→黒崎の女性向け純愛が眩しすぎる…。ドウシテコウナッタ。魔王が揃い踏みするラストはなかなかに凄い。2014/03/18
ゆりっぺ
0
1999年3月13日