琉球の風〈2 疾風の巻〉

琉球の風〈2 疾風の巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784062060318
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

薩摩軍の圧倒的な武力の前になすすべはないのか。明の援軍は来ないのか。主戦・非戦―国論は二分したが、誰しもが琉球の誇りを守ろうと懸命だった。本格長編歴史小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

6
薩摩侵攻によりあっさり首里城が陥落する琉球側。200年以上戦もなく戦争の備えもないのだからしょうがないと言えばしょうがない。一戦せずに降伏するのは武士の恥という精神があったのだろうか。今後の展開というかオチがどうなるのかは気になる。2017/09/03

Machida Hiroshi

2
本書は、1600年代、明の冊封をうけて、明との交易で栄えていた時代の琉球、その琉球を支配下に置こうとしていた薩摩と幕府、そして太平の世を迎えていた明の4箇所を舞台にして繰り広げられる歴史小説です。全3巻のうちの第2巻です。島津は着々と琉球侵攻のための大軍と船の準備を進めます。島津に琉球を潰す気はなく、ただ明との貿易の利益を得るのが目的ということも分かっていますので、琉球王の尚寧は琉球が凄惨な戦場となることは望みません。2020/01/21

ザッハトルテ

1
この〈2 疾風の巻〉だけ表紙写真が文庫版と同じになってるー! 読書メーターさん、訂正してほしいな。 琉球は当然あっけなく薩摩に敗れ、尚寧王は人質になってしまったが、この先琉球王朝は立て直せるのか。次巻へ。2018/03/21

イエテイ

1
島津の鉄砲の前にあっけなく首里城陥落。琉球と薩摩に留まらず、陳舜臣らしい北京福建から江戸までのスケールの大きい作品。2016/11/20

おきゅ

1
薩摩が琉球に侵攻し占拠、王は薩摩へ。 なんか盛り上がらないなあ。2015/02/15

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