新しい人よ眼ざめよ

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062005302
  • NDC分類 913.6

出版社内容情報

【内容紹介】
ノーベル文学賞受賞
大江健三郎の連作短篇集
脳に障害を持って生まれた息子が、音楽に眼ざめてゆく過程を描く、感動の連作集。

優しい魂に大きな感動
大江健三郎氏の『新しい人よ眼ざめよ』は障害児と共に生きる魂の小説である。この何年か、私はこれほど大きい感動をもって読んだ小説もないし、これほど冷静な気持ちで読み続け、読み終わった小説もない。また読み終わったあと長い間、思いを作者からはなすことのできなかった小説もない。この連作は多くの人に読んでもらいたいと思う。そして誠実な魂のこの上なく優しく、強く、美しい旋律に触れて頂きたいと思う。──井上靖(大佛次郎賞選評より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリータ

8
先週日曜日に単行本を河原町のブックオフで見つけ、東京行でちらちら読んだ。「無垢の詩、経験の詩」と「怒りの大気に冷たい嬰児が立ちあがって」「落ちる、落ちる、叫びながら……」と表題作は『自選短篇』に入っていたので、寄り道してこちらを読んだ。最も落ち着いて読めたのは梅ヶ丘のお寿司屋さんの順番待ちをしていた時(笑)の「魂が星のように降って、跗骨のところへ」。なんとなく感動的なんだけど、いずれにしても「雨の木」連作を読んだうえで、ブレイクの詩画を味わってみないとフルに楽しめるという感じではないかな。2015/05/18

2
心は同じ。表現方法の違いを、受け入れる心持次第で、新しい人は親の再生を待たずしても、生きられるようになるはず。2019/01/14

コウ

2
三田誠広さんがこの本を大絶賛していましたね(笑)。知的障害を抱えたご子息をモデルにすること、フェイバリットな詩人や海外作家、自らの先行作品の引用というお馴染みのフレームで物語が綴られてゆきます。考えてみれば大江さんは長い長いひとつの物語をライフワークとして書かれているのかもしれませんね。その良質な断片のひとつが、この連作短編集なのだと思います。比較的読み易い本ですね^^★★★☆☆2008/06/21

1
難解だが、心に響く部分も多々ある。最後の章でイーヨーが死んで大江光さんが生まれるところが印象的。2015/12/28

抹茶モナカ

1
障害を持つ子供との共生。日常を題材にして、大江健三郎さんの作品の中では読みやすい。2013/04/07

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