内容説明
名探偵・御手洗潔最初の事件。記憶喪失の男の過去に何があったのか!恐ろしくも哀しく切ない本格推理の傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
勇波
15
古本屋で衝動買い。手元に置いておきたい一冊★2023/05/14
ふう
14
御手洗のエピソード0的な作品。けどこれ最初に読んだらシリーズの面白さ半減しそう。元々は「良子の思い出」だったと記憶してるけど「異邦の騎士」で良かった。つか「良子」じゃなきゃまだマシかもしれないけどなにせ発表は1988年、舞台は昭和53年だからなぁ。なにかっちゃあ手記、おまけにそれが長い…と言う御大の原点を再認識。構造的には某作品とよく似てたんだった。最後の一行がすごくカッコよく感じられたのは御手洗が元祖ダサカッコいい存在だからかな。この一文は最初の一行にしてもいいくらい好きだ(そうすると構成台無しだけど)2015/03/10
とうこ
8
占星術殺人事件を読んでいた時、二人の間にはどんなエピソードがあったのだろうと思っていた。それが、この本を最後まで読むとわかるのが驚き。人の記憶と感情が、見ず知らずの他人にここまで見事に操られてしまう事が怖かった。途中までは暗澹たる気分に突き落とされるけど、異邦の騎士が颯爽と現れて救ってくれるので、読後感は良かった。2025/05/19
Taka
8
石岡くんは?となっていたらそういうことか!と予備知識無しで読んだのでそうなった。鉄の馬に跨り、颯爽と夜の荒川土手に現れた、二十代の御手洗清を思い出す。ワトソンとホームズもびっくりの二人の出会い。こんな犯罪あるかーいとなるがこんな犯罪考える作者の頭を分けてもらえる僥倖。記憶を無くした石川は、ある女と一緒に住むこととなる。幸せが続くと思ったが、豹変する女。忘れてしまった過去には、自らの妻と子の悲劇があった。俺は1人殺している。標的はもう1人。しかし、そこは掌の上だった。偽の記憶を生み出した黒幕。すごいなあ2021/06/27
ボトム
4
記憶をなくしてしまうことは恐ろしいですね。この作品は御手洗シリーズのエピソード0になりますが最初に読まないほうがよいかと思います。2015/11/17




