雄気堂々

城山 三郎【著】

講談社（1986/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 510p／高さ 20cm
• 商品コード 9784061930322
• NDC分類 913.68

内容説明

武州血洗島の農夫から、尊王攘夷の波に身を投じた渋沢栄一は、奇縁により一橋家に仕え、思いもかけず遣仏視察団の随員となり、西欧文明を貧欲に吸収した。世界観を一変させた栄一は、新政府に迎えられ、改革と基礎づくりに没頭するが、やがて、大久保利通と衝突して下野し、実業の道を歩みだす。世に吸収魔、建白魔と囃された巨人による国家形成という壮大なる叙事詩―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かおる]

信念があることと頑固さは違う。これを読んでそんな風に思った。渋沢栄一は人を大切にし、人に大切にされた、素敵な人だ。

2013/04/16