内容説明
八月。偶然につぐ偶然の末、グラビア・アイドルとしてデビューを飾った琴葉は夏休みに伊豆の「別荘」へと赴く…が、そこで琴葉を待っていたのは奇怪な怪談にまつわる殺人事件だった!和服の老婆は叫ぶ―「呪い殺されたらどうする!」学園ラブコメディーと本格ミステリーの二重奏、「霧舎が書かずに誰が書く!」、“霧舎学園シリーズ”。八月のテーマは心霊探偵。
著者等紹介
霧舎巧[キリシャタクミ]
1999年、『ドッペルゲンガー宮“あかずの扉”研究会流氷館へ』にて第十二回メフィスト賞を受賞しデビューする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
53
私立霧舎学園ミステリ白書その5。今月は超常現象。七月と続けて読んだので読む前に感じた本の違和感が読み終わるとスッキリ。小説のトリックを実際の本にも仕掛けるとは驚き。それ以外にも今月のトリックはうまいなって感じた。2014/09/07
しのぶ
44
この作者の本は初読み。結構あっさり読んでいくと伏線張りまくりで、余りの伏線の多さに後半は「そうそうそう言えばこれもあったあった」と言う感じで、もう一度最初から読み直したい気分になる。日辻先生について最後にフォロー欲しかったかな。シリーズ物の途中のようだったが話が完結していて良かった。2017/10/23
ヒロユキ
29
個人的に先月のネタがいまいちだったけど、8月の出来には満足。このシリーズは謎が無駄に複雑なことが多いけど今作に関しては問題なく楽しめました。あと‘’本‘’書の仕掛けが意外性があって正しく意表をつかれました。2012/08/05
じゅんぢ
27
ここまで徹底的にやると感心を通り越して笑ってしまう。2020/05/01
烟々羅
23
ちょっと前に4-8月を古本で再購入して、けっきょくすべて今回読んでしまった。 冒頭の雑誌グラビア風に作り込んだページは、当時「アッパーズ」という雑誌を思わせたけどとうに廃刊だとか、ここで説明されるヒツジ熱の設定は霧舎作品でいろいろ使われていたけど、懐かしさを通り越して古くさく感じるとか、あとがきに「静岡県のことをお聞きした乾くるみ氏」とあって当時は霧舎さんよりもっと知名度低かったけどすっかり逆転して読メでもよく話題になるとか。 そんな雑感を記すため再読だが記録、2003年作品(作中1998年2013/09/07
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