内容説明
21世紀開幕早々に間違い電話をかけてきた謎の男は、現代社会の神秘「秘密屋」の正体を知っていた…。1対1。極限のかけひきの末、ついに接触に成功した「秘密屋」は意外な提案をする。「今こそすべて話そう。俺の本を書け」。あの超大物政治家を標的とした戦慄すべき計画、「秘密のヤバイ話」の告白。
著者等紹介
清涼院流水[セイリョウインリュウスイ]
1974年、兵庫県西宮市生まれ。1996年『コズミック 世紀末探偵神話』(講談社ノベルス)にて第2回メフィスト賞を受賞、衝撃のデビューを飾る。以来、常に「いま最もラジカルな作家」として斯界の注目を集めつづけている。京都在住。代表作に『コズミック・ジョーカー』(全4巻・講談社文庫)、『トップラン』(全6巻・幻冬舎文庫)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
LIAN
3
赤本を読んでしまったので、惰性で再読。何度読んでも面白みがわからない。2010/08/30
夜兎
2
赤本の方が引き込まれた。2015/04/08
リョコウバト
1
よくわからない…2011/04/24
jojoemon
1
薄い本なので通勤時間を使って一気に読破。これは正直期待外れっぽい。何となくダラダラと進んでいき、最終的に何も驚きもなく終了。「赤本」を先に読んだ方が良かったのか、それとも自分が行間を読み切れなかったのか。2011/08/24
ふじさん
1
新世紀を迎えて一発目に刊行された流水大説。同時刊行の『赤』とは姉妹篇という扱いで、どちらから読んでも良い内容になっている。『白』は勘違いで電話をかけてきた相手とのやり取りから、実在した秘密屋の実体に迫ろうとする主人公の心理戦を描いた内容。『赤』に比べれば遥かに起伏が多くそれなりに楽しめた気がしたが、やはりこれは『赤』から連続して読んだ為だろうかwいや実際、「談話の章」と「電話の章」を交互に配する構成、何となく良い話になっていく展開、秘密屋の正体など、まったく読みどころがない訳ではなかったように思う。うん。2011/02/04
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