出版社内容情報
【内容紹介】
職業を聞かれて、職種を言わずに「××会社に勤めています」と答える。ガイジンに対してはかなり排他的であるにもかかわらず、外国の技術や思想は貪欲に取り入れ、活用する。欧米人の目からは不可解としかみえない、こうした特異性は、日本の社会が、人間の心に基づく家族的価値観をもち、人間関係をなによりも重視する社会であることから生じている。そこには、イデオロギーにすがり、論理性・普遍性を求めてやまぬ非日本の価値観とは根本的に異なる原理がはたらいている。世界に類をみない日本人の特質をより深い角度から考察し、その望ましい未来像をも示唆する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あらあらら
11
初版1979年。本棚にあったものを流し読み。30年以上たっても日本人は変わってないことがわかりました。2015/01/27
