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内容説明
フランス革命とナポレオンの時代のフランスは、まさに激動の時代でした。この時代に、多くの著名な数学者たちが輩出しています。革命推進に積極的であった人、傍観者であった人。またナポレオンに忠誠を誓った人や裏切った人など、彼等の生きざまは激しく、そしてさまざまな運命をたどっています。
目次
第1章 絶対王政と数学者たち
第2章 サロンと啓蒙主義の時代(神よりも理性を上位に置いた啓蒙主義者たち;ダランベール)
第3章 フランス革命の展開
第4章 教育制度の改革と数学者(コンドルセ;アルボガスト;モンジュ)
第5章 度量衡の統一と数学者(ラグランジュ;ルジャンドル;ボルダ;ドランブル)
第6章 革命戦争の推進と数学者(カルノー;バンデルモンド;ムーニェ)
第7章 ナポレオンの時代と数学者(ラプラス;フーリエ;ルフィーニ;アンペール;アルガン;ジェルマン;ガウス;マスケロニ;ポアソン;ポンスレ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MrO
2
こうした時代を生きる学者って、研究だけで終わりにならない分だけ、生き方の品が問われるなあ。ダランベールが素敵だ。 2020/08/07
MrO
1
当たり前だが、数学者とて政治に翻弄され、栄光も挫折も味わう。特に、フランスの数学者はそれが顕著。社会と没交渉な数学者など二流であることの自己弁護にすぎない。2013/07/24
diet8
0
⚫︎父が投機で破産して苦労したラグランジュ。憂鬱症。アントワネット寵愛。妻病死、56歳で30下の妻と再婚。子無し。メートル法制定⚫︎ダランベールは貴婦人と将軍の私生児で生まれて数時間で教会へ捨てられた。貧しいガラス職人夫婦が育てた。独身。微積分学の基礎が不安定で、進め進め真理はそのうちにやってくるでしょう⚫︎大カルノーは数学者でもあった⚫︎科学のための科学としてヤコビの楕円関数論をフーリエが批判。ヤコビ反論。フーリエは数学の目的は公共の役に立つことと自然現象解明、ヤコビは科学の唯一の目的は人間精神の名誉2017/10/18
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