出版社内容情報
【内容紹介】
むなしくはないのか、悲しくはないのか!?限りある命の掟に挑戦して、今日も孤独のメスをふるう天才外科医ブラック・ジャック。彼にはその疲れた体を横たえる、安らかな眠りの場所さえも無い……。好評の第8弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むきめい(規制)
8
レオの話が好き。2016/08/04
lovemys
5
グッとうならされるお話しばかりですね。印象深いものが多い。とにかく真摯に生きることが大切だと思った。2021/09/27
大泉宗一郎
4
相変わらず、水準以上の、質の良い濃密な作品ばかりです。(水準の位置なんぞ知りませんが)『白いライオン』では、おお、レオが登場。『呪われた手術』では、軽妙なストーリーが。『気が弱いシラノ』では愉快な恋愛エピソードが。『虚像』では人との信頼がベースとなり・・・。尽きることのない発想の根源を知りたい。2013/04/06
ラムネ
3
最後の最後の一瞬まで生きよ。懸命に生にかじりつき、骨の髄まで味わい尽くせ。手塚治虫のそんな言葉が聞こえてきそうだ。どんな窮地に陥っても、死を目の前にしてさえも、投げ出してしまわないこと。死は突然やって来る。訪れてしまえば、もうどうすることもできない。やり直すこと、取り戻すことはできない。ならば、目の前の生を必死に全うしよう。この貴重な機会、このチャンスを精一杯楽しもう。 それにしてもちょいちょい出てくる、ピノコの可愛らしさといったら!ブラック・ジャックに惹かれる、女性たちの美しさにも目を引かれる。2016/04/06
もちもち
3
ライオンのはなしはなんとも難しいおはなしね。メラニン色素の注入で普通のライオンと同じようになれるのなら、ルナルナもそれをのぞむでしょうね。でも、動物園だって、商売ですからね。ブラックジャック先生が手術を受ける回にも驚いた。そういうこともあるのねえ。2013/04/11